されど愚か者は行く 道場 (1) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041018057

感想・レビュー・書評

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  • 実戦空手の高み「無双塾」で腕を磨いた藤堂は、会社をリストラされ、先輩の経営する道場を臨時で預かる事になる。2週間程の間と約束していたが、先輩は一向に戻らず様々なトラブル処理に忙殺される。道場破りや経営難。ヤクザとのトラブルやプロレスラーからの指導依頼などあらゆるものが藤堂の肩にのしかかるのでありました。

    藤堂は空手はかなり強いのに、感覚は全くの一般人で優柔不断なところがあり恋人や後輩からやきもきされる事数知れず。でもそこが親しみを持って読めてとても楽しめました。

  • ラストに向けて都合のよすぎる展開。また、モンスターすぎて現実味に欠ける。お気楽漫画レベル。

  • いいよ

  • 空手道場を舞台にした連作短編小説。真っ直ぐ過ぎて、融通の効かない藤堂は広告代理店をリストラされ、実戦空手の先輩・神野に潰れかけた空手道場を任される。藤堂は困難にぶつかり、迷いながらも、指導員の健三と富永と共に道場を巡る数々の問題と対峙する。

    純粋な格闘小説という訳ではないが、総合格闘技事情と空手道の状況をも反映し、しっかりした人間ドラマに仕立てられている。実戦空手の鬼・神野、真っ直ぐ過ぎて、融通の効かないが、実は空手の実力もある藤堂、血気盛んで、喧嘩っ早い健三、大手電気メーカー人事課長の富永という個性派揃いの登場人物が物語を上手く盛り上げているようだ。

    永瀬隼介という作家を知ったのが、『ポリスマン』であり、以来、新刊は読み続けている。この作品は文春文庫から『Dojo 道場』というタイトルで出版され、もちろん既読であるのだが、長らく文庫化されなかった『Dojo 道場2』が近々、文庫化されると聞き、再読してみることにした。

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著者プロフィール

1960年、鹿児島県に生まれる。國學院大学卒業。週刊誌記者を経て、1991年に、フリーランスのノンフィクション・ライターとなる。2000年、『サイレント・ボーダー』(文藝春秋)で作家デビュー。以降、警察小説、サスペンスとノンフィクションそれぞれで活動。『19歳 一家四人惨殺犯の告白』『閃光』『刑事の骨』『彷徨う刑事』『カミカゼ』『三日間の相棒』『狙撃』『12月の向日葵』『悔いてのち』『総理に告ぐ』などがある。

「2016年 『毟り合い 六億円強奪事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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