幽落町おばけ駄菓子屋 思い出めぐりの幻灯機 (角川ホラー文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2014年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041018606
感想・レビュー・書評
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このままズルズルと滞在し続けるのだろうなあと予想
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シリーズ2作目。「おもいでのあじ」は、ほのぼのした展開で読み心地よかった。それだけに、倫理観に問題ありな医者が登場する「つづきのはなし」との落差が激しい。「みにのくのいえ」は人と家の邂逅。亡きお祖父さんのセンスがすごい。手遅れになる前に彼方と出会えて良かった。「こめられたおもい」商品名の話。由来に思いがこもっている。
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キモはなぁ
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さらさらと読めて、温かな気持ちになる。
主人公に感情移入している訳では無いけど、水脈さんが出てくるとすごく安心する!
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東京の有楽町と間違えて、おばけの町―幽落町に引っ越した僕・御城彼方。生身の人間なのに“あの世”と“この世”の中間の不安定な存在として、この町で1年間暮らさなければならなくなった僕は、大家さんでもある龍の化身の水脈さんに助けられながら、毎日を過ごしていた。そして今日も、水脈さんの営む駄菓子屋“水無月堂”には、悩みを抱えた“人ならざる者”が救いを求めてやって来る…。 -
シリーズ2冊目
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2020.09.03スタート
2020.09.10読了
2020年の⑰ -
食欲が戻った大家さんの元へ、思い出を探す老婆が。
大学の知人の兄が死んだ病院での、白い医者。
祖父の知り合い。
3話の短編ですが、緊迫しているのは2話目。
そもそもそれ、どうやって食べてたのか、と聞きたい。
1話目は…まぁ時間の移り変わりがありますから。
3話目は、おじいちゃんっ子なら、この出会いは
とても幸せかと思われます。
2話は初登場の人にも驚きますが
こんな病院に、と言われるのは家族。
知らなかったとはいえ、現実なら
さらなる苦しみを生みそうです。
しかし…高貴な身分発言が…w