スナックさいばら おんなのけものみち 生きてりゃいいじゃん、笑っとけ篇

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.54
  • (5)
  • (12)
  • (18)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 120
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019252

作品紹介・あらすじ

フィナーレの第5弾は人生しめくくり篇!死生観・人間観のすべてをかけて女子たちに贈る幸せのエール!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 20歳近い年下の彼氏を持つ人たちのお話や親などを看取る話、自分の「終活」など、けっこうみんな色々あっても楽しく生きようと頑張っているのだな…と思った本でした。

    まぁ、サイバラさんなのでお下品だったりもするけれど、本音ってこんな感じなのかな。
    最期に良い人生だったと言って死ねたらいいですね。

    by太郎

  • 図書館で。
    これが最終巻なのか。ナルホド。
    まあ女性はこういう悪口とかおしゃべりで乗りきっていくんだなぁ。安上がりだし強いよな。

    なんのかんの言って結婚やダンナの話が多くてうん、まあそうだよね、やっぱりね、という気持ちになりました。まあ普遍的で共通の話題って事なんだろうけど。
    オトコに頼らず女性も自活せよ、とはまさにそうだとは思う。自分の人生の根幹を他の人に受け渡すなって話なんだろうけど…そうは思ってても中々難しい人も居るだろうな、とも思う。男の方が頼ってくることだってあるだろうし。自分は大丈夫、と思ってたって病気になることだってあるだろうし。人生色々。でも最後まで自分の面倒は自分でみたいなぁという思いはありますなぁ。

    私は年上の男性の幼児性にモエはないな… その辺りサイバラさんの趣味は結構マニアックだな、と思う。ウン。

  • 生きていかなくては いきていかなくてはねぇ。

  • 読むと肩の力が抜ける。
    西原さんのあっけらかんとした語り口、いいなー!

  • スナックさいばら完結編。
    天敵や終活、看取りなど胸に堪える。
    濃い人生を送ってきた
    りえぞうママのコメントに救われる。
    高須先生エピソードも素敵。

  • 人生について色々考えさせられる本です。

  • 「『子育てのコツ』みたいなことを聞かれた時、私、決まってこういうんです。
    自分の欠点を思い浮かべれば、子どものやらかしそうなことはだいたいわかる。自分の欠点とどうつきあってきたのかが、子育てのコツになっているんじゃないかって。」

    そうだろうな、とも思うけど、ちゃんと欠点として分かって、ちゃんとつきあってきた、といえる時点で欠点じゃないし、そんな「欠点」なら子供にとっても、いずれつきあえるようになるよい勉強機会であるとさえいえるような気もする。

  • これがシリーズ最後。
    人生って年を重ねていけばいくほど、色々しがらみや体調についても出てきて考えさせられる。。
    自分の考えだけが正しいことも間違いであることもないけれどこのようにさまざまなケースを読んでいると明日は我が身なのかなってそんな気もしてくる。
    それにはこのぐらい軽くて、でもリアルな話がちょうど良かったかも。。。

  • 高須先生 看護婦 あの人はあまりにも気が強すぎて、和を乱すからやめさせて下さいって文句がでたが、高須先生は、仕事は仲良しクラブじゃ無いんだから、みんなと仲良く出来ないからって、仕事のできるひとをやめさせる必要はない

    闘うことも大事だけれど、撤退も大事。深追いしてもろくなことはない。天敵には飲み込まれないようにする


    日本人って「そんな事して相手のレベルに落ちたくない」ってよく言うじゃない。でも中国みてみい。ケンカはよりえげつないほうが勝つんです。相手と同等では負けます。相手よりレベルを落として、人でなしになって戦ってください

    三十六計逃げるにしかず。距離を置くことが何よりの解決ってことは結構ある。天敵が家族の場合も、そうだと思います。

    一番売れているのがコクヨのエンディングノート

    憎しみというのはクセモノで、どっぷり使っているうちにこっちの方が食い殺されちゃう


    女の人生は子どもを持ったら早回しになる。「あれやって、これやって、その間にこれとあれをやって。。。」自分にとってなにが大切なのか、人生の優先順位を決めておかなきゃとてもまわしていけません。「みんなに嫌われたくない」と群れのなかで自分の立ち位置ばかり気にしていた女の子が、「人からどう思われようと知るか」と開き直れる立派なおばちゃんに変貌をとげるのはそのせいです。

  • 毎度色々考えさせられるシリーズもいよいよ終わりとの事で残念。
    ほんとに終わりの事とか、考える機会も増えてきてイヤになってしまう。皆さん強いなぁ…

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西原理恵子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×