最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ (角川文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2015年4月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041020586
感想・レビュー・書評
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第3巻
2015/12/13吹田のbook-offで購入。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3冊目だったのに、先にこちらをよんでしまいました。
いがの兄弟の話。どうなっているんだろうと思っていたけど、なるほどね~。そうだったか~。と思いました。
なかなかおもしろかったけど、姉妹でつくってもらったお菓子の味いいな~と思いました。 -
2015.70
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【最終レビュー】
予約著書・約、2ヶ月待ち。図書館貸出。シリーズ・第3弾。
今までと同様
〈舞台は「地元・芦屋」界隈〉
*最後の晩ごはん・ふるさととだし巻き卵(第1弾・最終レビューアーカイブ)
http://booklog.jp/users/sapphire913/archives/1/4041020565
*最後の晩ごはん・小説家と冷やし中華(第2弾・最終レビュー・アーカイブ)
http://booklog.jp/users/sapphire913/archives/1/4041020573
上記のシリーズの随所随所で、この著書の内容までに至る『メインの「登場人物の秘められた過去」の「伏線」』が張られていたので、今回、複雑に絡まりすれ違ってしまった
『彼らの奥底に抱えていた「家族間の闇」や「罪と罰」を抱えた「癒せない心の傷」』
を土台に話が展開されていて、重みもややありつつも、互いに、少しずつ、溶け合おうとしていく
〈彼等の姿〉を通して
『本当の自分の気持ちに向き合い気づくこと』
とは…というものを投げかけているかのようでした。
+あるフィアンセの女性の登場で、より物語が膨らんでいくかのようでした。
今回は芦屋だけではなく
+三ノ宮(そごう、センター街)・元町付近の馴染みある場所、三宮老舗の中華料理店の『豚まん』
+地元出身の椹野さんの『地元愛』がつくづくと伝わってくる描写
同県出身の自分としても、誇らしく思える作風が印象的でした。
*柚の皮をおろしたもの
*今回は、諦めて生きとき…後から、ジワジワと来た…
*癒せない傷
*命を繋ぐこと
*ゆっくり、じっくり歩いて…
*『食材=命』とは… -
201504/兄の婚約者が登場して話が動いて前より面白かった。
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ちょっとなじめないキャラも出てきたけど、今回も美味しそうでした!
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今出てる三冊の中ではこれが好きです。
お兄ちゃんが何となく癖になります。 -
シリーズ第3弾。今回は、海里とお兄さんとの確執+夏神さんの過去が描かれる。
作を重ねるごとに、海里の真っ直ぐな性格と優しさが際立ってくる感じ。夏神さんや兄の婚約者に対する不器用だけど真っ直ぐな言葉に心が暖かくなる。
このシリーズは、付喪神(ロイド)とか幽霊とかファンタジー要素満載でライトな印象だけど、読んだ後元気になれるのがいい。
そして今回の地元ネタは、三宮一貫樓!やっぱり自分の知ってる場所が出てくると楽しさが倍増する。