ラブコメ (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
3.56
  • (4)
  • (13)
  • (18)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 206
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (115ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041023068

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 楽しい様子が伝わってきます。

  • ラブコメ=ラブ米のこと。日本農業新聞に小説の連載の話が舞い込んだこと、東日本震災をきっかけとして、米作りをすることにした作家・原田マハさん。そして、漫画家のみづき水脈さん。それぞれの連れ合いも巻き込み、稲作が始まる。苗床作りから米の収穫までの体験記。原田マハさんが、前半でエッセイ風に文章を、後半はみづき水脈さんが漫画で、それぞれ体験記を描いている。

  • 作者による稲作体験記。八ヶ岳の麓で自然農法により米作りをするプロセスが、作者が体験した記録として、生き生きと伝わってくる。また、同じ米作り体験をしたみづき水脈さんによるマンガも、イメージがよく伝わってきて良い。

  • 以前に「生きるぼくら」を読んだのがきっかけ購入。米作りの様子がエッセイ形式、漫画形式で紹介されている。米作りの過程は、四季の自然の移ろいとともに、手間暇かけて米が作られ、農業の大変さ、自然相手がゆえの苦悩なども感じられ、食卓に上がっているのが伝わって来る。秋の収穫の時期になり、おいしい米が取れた瞬間は何事にも代え難い至福の時だと感じる。米作りに関する工程が漫画で紹介されているのはわかりやすくて良かった。コメ用語は初めて聞くものもあり、目からウロコの内容だった。農作業に適した服装の紹介もなるほどと関心。

  • とってもちっぽけな
    たった一粒の米の
    とてつもない重さ。
    そして、かぐわしさ。

  • ラブコメって・・・LOVE米だったのか!w
    『生きるぼくら』に続けて読まれることをおススメいたします~♪

  • 原田マハさんが、小説『生きるぼくら』を執筆するために
    米作りから体験したときのエッセイと
    その企画にすぐに乗って、一緒に米作りをした
    漫画家、みづき水脈さんのコミックです

    原田マハさんのエッセイは初めてだったのですが
    すっと入ってくる文章は小説と同じ
    しかし、何より驚いたのはご主人がいたこと…
    勝手に、独身だと思ってた
    淡々と書いているけど、生きる力に満ちたエッセイです
    みづき水脈さんのコミックは、わかりやすく面白く
    題名で、読むのを躊躇していたのを後悔
    興味深く、面白く、素直な、本でした

全18件中 11 - 18件を表示

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

原田マハの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×