機動戦士Ζガンダム Define (9) (カドカワコミックス・エース)

著者 :
制作 : 矢立肇  富野由悠季 
  • KADOKAWA/角川書店
4.11
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本棚登録 : 91
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (122ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041028766

作品紹介・あらすじ

一年戦争の英雄アムロ・レイ…半ば監禁状態にある彼をエゥーゴに引き入れるべく行動するクワトロ。連邦とジオン、永遠のライバルが7年の時を経て再び出会う!

感想・レビュー・書評

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  • 9-16読了。アムロの合流。「人の命令では動けない」と決然と語るフォウの登場。私たち敵同士らしいわ、それって大人の都合だよな、と接近するフォウとカミーユ。これは軍事作戦だぞと叱咤するアムロに、あんたにぼくの気持ちがわかるのか、と個人の感情優先なカミーユ。フォウと戦いつつ彼女を救おうとするカミーユの試みは果たせず。クワトロからカミーユを導くよう託されるアムロ。フォウのスードラへの特攻により、カミーユの属するアウドムラは救われ。それにはカミーユが行ってたとおり自分の記憶が救えるという研究所への望みが絶たれた面もあったのか。エマ・シーンの復調。ハマーンはスミレ・ホンゴウのメモをもとに新型キュベレイを手にし。12巻は一転して、地球圏へ向かうアクシズ内部の亀裂を19歳の摂政ハマーンをめぐる人々ともに描き出す。最終的には反乱を鎮圧しシャアの正体を知り、自分とアクシズを捨てたことを悟り、摂政として一人でもジオン再興を果たすと決意するまで。/13巻からは、サブタイトルが、シャア・アズナブル赤の分水嶺、に。月に派遣されるヘンケンとユイリイ。キリマンジャロのティターンズ本拠潜入を目論むカイら。ジャブローでの核使用をエウーゴのせいと全世界へ宣言するジャミトフの卑劣。いままで隠していた正体をあかし、自らがシャア・アズナブルであることを明かした上で、あらためてスペースノイド独立に力を貸して欲しいとうったえかけるシャア-結局身分を隠しても明かしても道化を演じることにかわりはないと独語し。作戦をともにしつつもシャアが正体を隠していたことを内心どうしても許せないカミーユ。サラのティターンズ潜入など八面六臂の活躍。迫るバスクの非道な月へのコロニー落とし作戦の発動。そこに残るエウーゴと連邦兵の救出を基地でみちびいたのは、サラとファ・ユイリイだった。エウーゴ、シロッコ、それぞれの援護は受けつつも。最後はシロッコがジャミトフへの手土産とともによいポジションでのティターンズ参入を画策するところまで。ヤザンがただの戦争大好き野郎から、さらに仲間を大事にし非道を見過ごしにできない側面を加えて深みを持たせられている。アニメ版に沿うだけでなく、それぞれのキャラの背景に深みをもたせ、事件の関連付けを変えたりすることで、より説得力をもたせるストーリーになっている。

  • 北米でのアッシマー&ギャプランの追撃振り切って、一行はニューホンコンへ太平洋を西進中。
    一方、クワトロは一人行動を別にして、アムロと再会。相変わらず、ぐずぐずしてます彼。いつでも、自己評価と周囲のギャップに悶々としてくすぶっていますね。

    舞台は運命のニューホンコンへ。

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