ようこそ仙界! なりたて舞姫と恋神楽 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 32
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041032008

作品紹介・あらすじ

奉公先で良家の旦那様に見初められた少女あおい。だが、花嫁を迎えに来たという青年から崖に突き落とされ、目が覚めるとそこは仙界で!? 第13回ビーンズ小説賞〈読者賞〉受賞の王道和風ラブ・ファンタジー登場!

感想・レビュー・書評

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  • 玉の輿に乗った、と思いきや、旦那様と思しき男性は
    主人公を崖から突き落とした。

    説明されても崖から飛ぶ勇気はないですけど
    これはない、確実にないない。
    しかしこれがヒーロー(笑)
    ツンデレというか、朴念仁? 鈍感??
    中頃でデレてるのを見て、にやにやしてましたけど。

    どこまでも頑張る主人公。
    そして家主に恋慕する仙がお約束通り出てきたり。
    もう一回出てきますけど、きれいにスルーされてますけど
    これ立ち止まっていたら、何しに来てたのでしょう?
    もしや何かのフラグ!? とか思ったのですが…。
    噛ませ犬的な感じで終了してしまいました。

    若干気になるのが、主人公の下界でのお母さん。
    初任給即座に取りに来たって…もしや腹の中は真っ黒々?
    それとも、お金のためだけ??

  • あおいが自分の駄目な所を真正面から受け止めて、かつ直していこうとすぐ切り替えられる所が凄い。
    頑張り屋な主人公なので応援したくなります。

  • 第13回ビーンズ小説賞〈読者賞〉受賞作改稿でのデビュー作。
    王道和風ファンタジー、コメディー寄りです。
    くまのさんの絵が可愛い、ノリツッコミのテンポのいい妖怪仙界物。
    突然の玉の輿から一転、鳥の仙人”鳥仙”として目覚めることを余儀なくされたヒロイン・あおいが、神楽を覚え、『仙界』で馴染み、ヒーローの連雀に惹かれていくというお話。
    一風変わった”鳥仙”の鳥らしい習性など楽しかった。求愛の”さえずり”を急に意識するヒロインは可愛い。
    ローティーンが手にとるぶんには、ストーリーが単純なので読みやすく、さくっと楽しめて悪くないです。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5003.html

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著者プロフィール

福島県在住。「ようこそ仙界! 鳥界山白絵巻」で第13回角川ビーンズ小説大賞〈読者賞〉を受賞してデビュー。「後宮の検屍妃」で第6回角川文庫キャラクター小説大賞〈大賞〉〈読者賞〉をダブル受賞。

「2023年 『後宮の検屍女官5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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