最後の晩ごはん 旧友と焼きおにぎり (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 907
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041033715

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ6作目。冒頭からどんな風に展開していくんだろうと思っていたら…まぁ不思議な話。しかもいいお話でなんだかよかったな。思わぬところにファンがいて、今後のカイリの進む道にも影響しそう。

  • 誰もいない寝室で女の子の声がするという相談を受け、涼彦に連れられて海里が幼い頃から同じ夢を見続けている元ファンの女性木版画家の家を訪れる。過去に纏わる手紙を拒否され凹み中の夏神を残し、奈津も加え、人形への朗読に当たる海里。芝居への未練が迸る海里に引き込まれた。アップルパイや焼きおにぎりが美味しそう。

  • とてもファンタジーな話だった。ロイドが眼鏡であること自体ファンタジーだけど。
    ちょっと鳥肌ものの怖さもありピノキオを思い出したりした。人の強い想いが人形に魂を吹き込む、って超常現象、私は信じる。
    焼きおにぎり食べたい!

  • ちょっと苦手な分野でしたが…最終的にはいつものノリでした。

    本筋、もっと動いてほしいなー。

  • 今回は夏神さんの話しはほぼなく、仁木さんから派生した話し。

    今までよりもっとファンタジーだったような気がする。

    とにかく夏神さんがどうなるのかが気になって仕方ない!!

    次作では多少進展あるのかな?

    2017.7.25 読了

  • ようやくの手紙を書いていれば、久しぶりの後輩が。
    そして手紙が付き返された日、相談がやってきた。

    受け止めてしまえば、人間そちらの可能性も
    きっちり考えるんだな、と。
    怖いから、次はもういいです、とか言いそうですが。

    店長は気持ちを固めたけれど、落ち込んで。
    後輩は事務所を首になったけど、な状態で。
    そことは関係なく、事件はやってきたので
    これらは次回以降に持ち越し? かと。

    しかし焼きおにぎり、美味しそうです!
    表面焦がしてる時点で、匂いを想像してしまいます。
    美味しそうすぎますが、人脈が半端ない感じに。
    壁、許可取れるでしょうか?w

  • 店と直接関わりのない相手だったせいか、わりと自然に話が進んでいった。焼きおにぎりは唐突。

  • いいですね。このシリーズ。
    そして、人形のラストがなんだか泣ける。

  • 安定のシリーズ。

  • シリーズ6作目。
    新章に入り、イラストも変わりました(良くなった!)。
    主要キャラを掘り下げる展開が前巻でひとまず終わり、今回は新たな霊障ミステリーに挑んでいます。
    人形の最後の姿には涙が…。
    仁木の面倒くさい性格に少々辟易しつつも、ライトな物語を楽しめました。
    海里の役者時代を良く知る新たな仲間(?)の西原茜も加わり、料理の世界で生きると思っていた海里が少しずつ芝居への執着を見せ始めます。
    新章も期待大です。

著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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