最後の晩ごはん 旧友と焼きおにぎり (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 906
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041033715

感想・レビュー・書評

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  • 少し怖いな、と思ってしまったけど、やはりラストはあたたかい気持ちになれました。
    仁木さんのつないだ案件で、古いお家に住む版画作家さんとのお話。今回は夏神さん出てくるの少なかったな〜出てくると過去の苦しみ出てきて最近つらい。

  • 読後感が良いのがこのシリーズです
    若い元アイドルが主人公という設定ながら
    芯のあるガンコな性格
    登場人物は全員過去にトラウマがあるが
    シリーズを重ねていくにつれ、皆さんそれ
    を克服しようと逃げずに頑張っているのだ

    しかも設定が幽霊とか付喪神とかw

  • 夏神さんは、彼女の両親に手紙を書くことで新たな一歩を踏み出し、海里とロイドは刑事の仁木さんに頼まれて、人形が起こす怪現象の解明することに。
    依頼者の女性が思いがけず海里のファンだったことがわかったけど、今後も出番はあるのかな?

  • 海里の気持ちが前向きに。

  • 木版画家の家に何かいると依頼を受けた仁木さんに着いて行くことになった海里たち。
    結局昔から同じ夢を見る理由はわからないままでそっちはいいのかなと思ってしまった。でも彼女がいられるからいいのかな。

  • 誰もいない寝室で女の子の声がするという相談を受け、涼彦に連れられて海里が幼い頃から同じ夢を見続けている元ファンの女性木版画家の家を訪れる。過去に纏わる手紙を拒否され凹み中の夏神を残し、奈津も加え、人形への朗読に当たる海里。芝居への未練が迸る海里に引き込まれた。アップルパイや焼きおにぎりが美味しそう。

  • ちょっと苦手な分野でしたが…最終的にはいつものノリでした。

    本筋、もっと動いてほしいなー。

  • 今回は夏神さんの話しはほぼなく、仁木さんから派生した話し。

    今までよりもっとファンタジーだったような気がする。

    とにかく夏神さんがどうなるのかが気になって仕方ない!!

    次作では多少進展あるのかな?

    2017.7.25 読了

  • ようやくの手紙を書いていれば、久しぶりの後輩が。
    そして手紙が付き返された日、相談がやってきた。

    受け止めてしまえば、人間そちらの可能性も
    きっちり考えるんだな、と。
    怖いから、次はもういいです、とか言いそうですが。

    店長は気持ちを固めたけれど、落ち込んで。
    後輩は事務所を首になったけど、な状態で。
    そことは関係なく、事件はやってきたので
    これらは次回以降に持ち越し? かと。

    しかし焼きおにぎり、美味しそうです!
    表面焦がしてる時点で、匂いを想像してしまいます。
    美味しそうすぎますが、人脈が半端ない感じに。
    壁、許可取れるでしょうか?w

  • 店と直接関わりのない相手だったせいか、わりと自然に話が進んでいった。焼きおにぎりは唐突。

著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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