レインツリーの国 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.63
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本棚登録 : 8846
感想 : 423
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041034323

感想・レビュー・書評

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  • 2.9

  • 実写は玉森くんより菅田くんのイメージしか湧かなかった!
    なんかものすごくワガママカップルって感じ
    お幸せに…

  • 聴覚障害にも、聾者、難聴者、中途失聴者の3パターンがあることに驚いたし、今まで聴覚障害について真剣に考えたことがないと自覚した
    てか、前に読んだから2回目だ

  • なぜだろう、胸に響かなかった。トンデモ設定のハチャメチャ恋愛小説を期待してたからかな…図書館戦争とリンクしてるのはおもしろいと思う。

  • 障がい者と健常者がお互いに相手のことを理解し合う話

    健常者は障がい者の事を本当の意味で理解することは出来ない。

    わかった気になることは可能だけどそれはただの自己満足で、障がい者からすると気を使わせているという事にストレスを感じてしまう。

    しかし、その壁を乗りこえた2人の関係は本当に素敵だと思った。
    ☆2.4

  • 完全に好みですが、伸がすごく苦手だった

  • 主人公(伸)が厚かましすぎるのと、
    ヒロイン(ひとみ)がネガティブで僻みすぎてる、、。
    現実だったらメールのやりとりだけでここまで伸がひとみのこと好きにならないはず、と思ってしまい、最後は気合で読み切った。
    阪急電車も空飛ぶ広報室も大好きだが、この本とは合わなかった。

  • 文章は読みやすいが、内容はいまいち。
    男性が何故そこまで女性に惹かれているかがイマイチ分からないし、二人の言動が終始気持ち悪い。

  • 予備知識であらすじを知ってしまい、読み始めたので、物語冒頭、ネタバレ前から涙ぐみながら読んでました。
    ところが先に進むにつれ
    ひとみも伸もあまり好きになれず、二人とも良い奴なんだろうけど、なんか、リアルなとこではズレてんなって思え、感情は凪で読了。

  • ⚫︎聴覚障害という身体的不自由に限らず、それに付随して生じる副次的な精神的苦痛に焦点が当たっており、不自由であることや格差意識について色々と考えさせられました。
    こう書くとなんだか辛辣で暗い物語の様に思えますね。そんなことはないです。前向きで明るい作品でした。

    ⚫︎p122. 「自分の都合で聞こえ方を演じ分けているのじゃないか」などと言われる人も多い。
    そんな演じ分けをするより全部聴こえて受け答える方がよほど楽だというのに。

    ここでふと、全聾であったと偽り問題になった佐村河内氏の会見を思い出しました。
    非難された氏の行為の是非はともかく、会見中佐村河内氏に投げつけられた記者の幼稚な質問に対して、実際耳に不自由を抱える方々はどう感じていたのでしょうか。

    ⚫︎男女の仲という面において、伸の器の大きさは若さの割にはリアルに感じられず、またひとみにおいても、感情的になりながらも伸の気遣いをいちいち拾えているところ、また感情的になる前に言葉でちゃんとそのことを伸に伝えられているところ、正直出来すぎじゃないかなぁと思いました。フィクションとはいえ、ほとんどそんな人に出会ったことがない。伸とひとみは異性から互いにみた理想像という感じ。リアルでないのが悪いというつもりはないが、個人的には好みではなかったです。

著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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