神酒クリニックで乾杯を 淡雪の記憶 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041035702

感想・レビュー・書評

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  • 前作より医療の話はだいぶ薄まった感じ。
    なんかアクションシーンの連発が(爆)
    確か皆医者だったよね?医師免許持ってますよね?(笑)
    「全生活史健忘」の女性。
    ビルの爆破事故、父娘の死亡事故、不倫、印象派の絵画等々…。
    後半、一気に点と点が繋がって線になる。
    神酒先生の過去が謎に包まれている。
    そしてその謎はかなり気になる。
    翼の体力、運動神経のなさは妹と一緒。
    そういう場面でのセリフが兄妹だな。って思った。
    (言ってる事が全く同じ。)
    天久兄妹2人の手綱を締めてるのは妹であり姉である真ん中の真鶴さんなんだろうな。と思う。
    天久3人兄妹の話って出ないかな?

  • 良い意味で彼らはもう医師ではなく医師を超越した存在である。
    今回彼らが挑むのはビルを標的にした連続爆破事件。
    これがツイストに次ぐツイスト、それでいてスピーディーな展開で飽きがこない。果たして彼らは事件を無事解決する事ができるか?

  • さすが知念実希人だなという。きっちり楽しませて貰いました。

  • 出だしはなかなか進まなかったが、後半は一気に読了した。

  • 今回もテンポ良く読みやすかった。

  • 知念さんの「神酒クリニック」シリーズ続編。前作の設定も要所に散りばめられつつ単体で読んでもストーリーや背景が理解出来るように読者に配慮して書かれていたなぁ。神酒クリニックの濃すぎるキャラクター達が兎に角魅力的だッ。ゆかりさんが推しメンです。設定もミステリー要素も前作程練られてはいないが、読み進めれば読み進めるほどナゾが深まり、ラストに一気に全ての点が線に繋がる感じは知念ミステリーの真骨頂。医療描写が少なめでストーリーの骨子がしっかりしているのでめちゃくちゃ読みやすい。淡雪の記憶がラストに出てきて、ほっこりエンディング。何か秀でている特殊能力者が集まる系のアベンジャーズ感すこです。ドラマ化されてるってのも納得。

  • どのキャラも個性があって推せるし、
    特殊なこのクリニックならではのストーリー展開が非常に面白いです。

  • 神酒クリニックシリーズ第二弾。
    顧客に頼まれて預かった患者が連続爆破に関わっているとわかり捜査に乗り出した神酒クリニックの面々。
    今回は天久先生が患者に個人的感情を抱いてちょっと挙動不審(笑)。
    鷹央先生のお兄さんで優秀なのに、病院の経営とかには向かないし、本人も興味持たなそうだね。

  • 記憶喪失の女性を保護したことから連続ビル爆破事件へとつながる。勝己と犯人の一人成田は敵味方を越えて格闘家同士の闘いに発展、拳で会話?翼の初恋?の先にある悲しみと希望。勝己は真美とデートできたのかしら。医者が主人公なのにあまり医療シーンが出てきてない。翼先生の催眠療法がメイン。面白かったけど続編は出ていないようですね。知念先生、また書いてくださ〜い。

  • シリーズ2作目。シンプルに痛快なエンターテインメントとして楽しく読んだ。知念さんの作品は横の繋がりが楽しいようなので、他のシリーズも読んでみよう。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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