- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041037393
作品紹介・あらすじ
20世紀末に起きた天災から数十年後、復興のために首都湾岸地域に誘致された巨大カジノ特区に、客寄せ目的で作られた少女サーカス団があった。選ばれた少女たちは観衆の憧れと熱狂を身に纏い、舞台に立つが……。
ブランコ乗りのサン=テグジュペリ (角川文庫)の感想・レビュー・書評
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なんとも美しく残酷な物語だった。
歪んでいるのに潔くて、いっそ清廉さを感じる。
アンデルセン、すきだなぁ。彼女の覚悟は美しい。
こういう少女小説、さいきん少なくなったよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
兄弟姉妹って呪われた関係だな、という一面があるのは、兄がいるから分かっているつもりだが、双子だとしたらそれは倍増するのではないだろうか。スターの姉と、その身代わりをする妹。双子の間に交わされる約束は、呪いそのものだ。呪いが言祝がれるのか否か……この物語はファンタジーに過ぎるかもしれない。少女達の描かれ方も芝居じみているだろう。でもそれは、サーカスというモチーフを選んだ著者の意図と妄想する。その上で、少女達の儚くも美しい「覚悟」に切りつけられ、酔いしれるのが、本作の楽しみ方では無いだろうか。
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請求記号:913.6||Ko 26
資料ID:C0038336 -
てぃーぬオススメ本
著名作家の名前を冠した少女サーカスのお話。
サスペンスっぽい内容も合わせて女の子たちの心の動きがとても面白く読むことができました。
みんなかっこ良くて可愛かった。 -
ジャンルはライトノベルなんだろうけど、この人の話は一般人が読んでもおもしろいんでないかなぁ。
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サーカスが舞台で、きらきらした世界で美しく舞う愛涙の話。ハッピーエンドといえる。
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夢を生きる「覚悟」の話。少女たちは皆異なる「覚悟」を持っていて、それぞれが正しく、それぞれが美しい。靭やかな強さを貰えるような物語だと思う。
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