箱入り王女の災難 恋と絆と女王のエチュード (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038406

感想・レビュー・書評

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  • 自分の身体に魂が戻る時間は一日二時間の王女フレデリカ。それと同時に国の転覆を狙う者がいるという問題も抱えている。今回も災難に巻き込まれながら忠誠を誓う腹心と困難を乗り越えていく。
    最終巻ということで、ラブ大盛。甘い。楽しかった。終わるのが早いけど、手軽に楽しめてオススメです。主人公が正しく強くあろうとする姿勢も共感しながら読めます。
    この巻はキスシーン挿絵ありなので気にする小学校はNG。文章的には際どくなりそうな手前までしかないです。

  • え、三巻でおわりなの!?聞いてないよぅ〜と気に入って期待していた読者からすると若干肩透かし感があるのですが、三巻で終わる作品だと理解して読むと、とてもまとまりよく終わる作品で気軽に手にとれる文章量です。お試しあれ。
    王になる自覚と、狂犬ユリウスを従えることができたところまでの切りの良い部分で終わるので、読後はスッキリです。

    でも、ひねくれた幸薄いグレーテルにも幸せが欲しかったナ。
    あらすじ
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5117.html

  • 好きなシリーズだったので、大人の事情で打ち切りみたいに終わってて残念。
    フレデリカが皆に支えられていて、だからこそ努力できる、より良くなるよう成長していけるという事が良く分かる。
    王女になるまで見守りたかったです。本当に残念。

著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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