つくもがみ、遊ぼうよ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 575
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041038802

作品紹介・あらすじ

深川の古道具屋「出雲屋」には、百年以上の時を経て妖となったつくもがみたちがたくさん! 清次とお紅の息子・十夜は、様々な怪事件に関わりつつ、幼なじみやつくもがみに囲まれて、健やかに成長していく。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二弾は、人間たちが代替わりした後の物語。
    自尊心が強すぎる付喪神なのに何故か愛らしいのは、威張っているのに抜けているところと、根が優しいからでしょうか。しゃばけの妖にどこか通じるところがあり、まさに畠中さんが得意とする雰囲気でした。

  • つくもがみシリーズ第2弾
    1作目より15年くらい?後のお話。

    1作目では、人間と交わろうとしなかった
    つくもがみ。今作ではすっかり仲良しに(笑)
    しゃばけ寄りになってきてる感じ。

    出雲屋の子供とその仲良しの3人組と
    つくもがみ達が協力して、さまざまな危険を乗り越える。

  • つくもがみ貸しますの続編。今回は前作キャラクターの次世代、つまり子供達が主人公である。誰と誰の子供か、誰と誰が結ばれたのか。前作を読んでいる身としてはびっくりな結末であった。ストーリーは前作よりももっと人間とつくもがみが親密に謎を解決していくもの。ちょっとばかし危険な目にあいつつも、つくもがみたちは子供たちを守ろうとする、ハートフルストーリー。面白かった。

  • 2021年2月6日
    前作は夫婦でなく、兄弟だったはずなのにと思ったが、「つくもがみ、がんばるぞ」の中にあった。
    清次は先代の出雲屋に引き取られた子だった。
    3人の子どもたち、すごく良い子ども時代を過ごしている

  • 【静大OPACへのリンクはこちら】
    https://opac.lib.shizuoka.ac.jp/opacid/BB21227220

  • 図書館本
    前作の「つくもがみ貸します」より世界に入り込めた

  • アニメが面白いので原作を読んでみたのに、すでにアニメの主人公達の子供世代の話になっている。
    しかも清次とお紅が結婚して子供までいるって盛大にネタバレ食らってるし。
    鶴屋の再婚の経緯も読みたいけどあるのかな?

  • つくもがみシリーズ第二作。

    損料屋出雲屋、前作では姉弟で育った二人の恋話だったのに、
    いきなり子供が出来てた。
    ちょっと話が飛びすぎ…。
    まあ、百年を超える付喪神が主人公とあっては、
    十一、二年ぐらいたつのはあっという間なのかもしれないが。

    すごろくに捨て子の話がからんでくるが、
    どうも面白くない。
    付喪神たちが神たる由縁がはっきりしなくて、
    思い入れがないからか。

  • やっぱり、いいわー。
    おやつ大好きなつくも神たち。
    家出しても、それってあり?(笑)
    跡取り騒動は、子供がかわいそうで、犯人たちが憎くて
    たまらない。
    地獄に落ちろ!

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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