- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041041048
感想・レビュー・書評
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自分自身の色々なことが呼び起こされ、さらっとは読めず、かなりの時間がかかってしまった。
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虐待のシーンから始まる。それを読んだ瞬間、この本を読むのをやめようかと思った。それぐらい、衝撃的だった…。
一見聞き分けのいい子のいる裕福な家庭。
ドタバタ喧嘩が絶えない男兄弟のいる家庭。
シングルマザーの家庭。
どの家庭を見ても、ほんと男って…責任感ないんだろう。自分のことばかりで…。世の中、オトコがもっときちんとしてたら、母親頑張ってる人たちが救われるだろうに…。ちょっとしたことでいい。屈託のない笑顔、優しい声かけ…ちょっとしたことで母親は救われるのだから。
なんだか辛かった…。紙一重なんだよね、本当に。虐待してしまうまで自分が制御できない状態になるのは。心に余裕を持って子育てするなんてなかなかできない。思い通りにならないことだらけの中で、本当に頑張ってるのだ、母親たちは。当たり前に母親になるんじゃない。みんな理想の母親になろうと必死でもがいてるのだ。
私も辛かったたなぁ…頑張りすぎたんだと今になれば分かる。あの頃に私にそっと寄り添ってあげたいきもち…。 -
息子ユウを虐待死してしまった母のニュース。三人のユウと母たち、裕福な夫婦のいい子・賢い子、貧困シングルマザーと頑張る息子、フリーランス夫婦の兄弟げんかが絶えない息子たち。
どの家庭にも可能性はあったのに、描かれなかった第4の家庭。 -
同じ石橋「ゆう」という名の小3の男児を持つ母親3人の子育て物語、というには悲惨過ぎるのだが。
それにしても父親のだらしないことと言ったら。 -
虐待になってしまうのも紙一重?
母親の方に… -
男の子2人になったらこうなるのかなぁ、小学生になったらどんな子に育つんだろう、、、など色々と考えてしまった本。
子育てママにオススメ!特に男の子のママ。 -
他人事とは思えない、ぞっとするような感覚。うちにもこんな時期があった。あの時、もし一線を越えてしまっていたら、取り返しのつかない事になっていた…。
子育てしている沢山の人に読んでもらいたいと思う。
この本に出てくるお母さん、皆、一人で頑張りすぎだよ。私もそうだったかもしれないけど…。