タイムマシンで戻りたい (角川文庫)

  • KADOKAWA
3.20
  • (0)
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041109

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • トイレの心配ばかりしている自分がイヤになり、いっそ真剣に研究してみたらどうかと思ってデスクトップ調査をしてみたら発見した「日本うんこ学会」。

    そこに寄せられた"うんもれ"に関するエピソードを集めた1冊。

    ご本人は文字通り生き死にに関わる思いをされたのは想像に難くないが、終わってしまえば1つのネタ。腹抱えて笑った話も多数。
    またところどころに挟まっている"プロ"によるコラムは大変参考になった。

    ただし、もう少しエピソードを厳選して欲しい。素人の投稿は3分の1。プロによる考察を倍にしたら、これほど冗長な作品にはならなかっただろうな。。。

    大好きだったのは広告代理店勤務の滝口勇也氏による「うんこをもらして生き方が変わった話」
    ・切羽詰まった時の緊張感
    ・判断ミス(人間、ピンチになると目の前の方法にすがってしまう)
    結果的に"うん"を我慢して行ったプレゼンは「気迫のこもったプレゼン」として高評価。
    後で妻に勇気を出して告白すると、妻、大爆笑。これに勇気を得て、後日、うんもれを告白することで、さらにクライアントの心をつかみ・・・というサクセスストーリー。

著者プロフィール

大腸がん検診および予防医療の普及を目的として、現役医師である石井洋介が2013年に設立。「正しいうんこの知識を普及させ、国民の大腸健康度の向上を目指します」、『先生うんこに行ってきます!』が自然と言える社会を目指します」の2点を活動理念とする。ニコニコ超会議2015、同2016に出展し、「痛便器の展示」、「検便やってみた」、医師による講演会である「腸エクストリーム医学会」、「腸医療解説付きゲーム実況VR」など度肝を抜く内容にて数多くの媒体にて取り上げられ、大きな話題を呼んだ。

「2016年 『タイムマシンで戻りたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

日本うんこ学会の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×