新装版 西郷隆盛 二 (角川文庫)

  • KADOKAWA
3.29
  • (0)
  • (2)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041050682

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前巻の感想とかぶるが、やはり小説というより伝記に近い。事実の羅列の間に解釈が入る感じ。
    歴史について学ぶという意味ではいいのかもしれないが、小説としては決してすらすら読めるとは言いづらい。
    内容は、西郷の2度目の島流しから、寺田屋事変、長州の凋落、第一次長州征伐、薩長同盟の直前まで。

著者プロフィール

(かいおんじ・ちょうごろう)1901~1977。鹿児島県生まれ。國學院大學卒業後に中学校教諭となるが、1929年に「サンデー毎日」の懸賞小説に応募した「うたかた草紙」が入選、1932年にも「風雲」が入選したことで専業作家となる。1936年「天正女合戦」と「武道伝来記」で直木賞を受賞。戦後は『海と風と虹と』、『天と地と』といった歴史小説と並行して、丹念な史料調査で歴史の真実に迫る史伝の復権にも力を入れ、連作集『武将列伝』、『列藩騒動録』などを発表している。晩年は郷土の英雄の生涯をまとめる大長編史伝『西郷隆盛』に取り組むが、その死で未完となった。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

海音寺潮五郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×