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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041057056
感想・レビュー・書評
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まだまだこの物語の余韻に浸りたい最終巻。
紅屋に嫁いだおよしが臨月にかかるというのに、夫の藤吉が金をもって行方不明になる。一度帰り今度は50両をもち、いなくなる。
慌てる猫字屋の面々。
おかっぴきの手先の文治の結婚。
佐伯の幼馴染の行方。
悲喜交交の最終巻。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズものの時代小説。江戸時代の人情味豊かな生活を味わうことができた。末期がんを患う著者の最後の作品だと思うが、小説家としてのプロ意識が感じられた。
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裏表紙に“シリーズ最終巻”と記載ありました。
「照降町 自身番書役日誌」からの流れで読ませて頂いていた、このシリーズもついに・・・と感慨深いものがあります。
人情あふれる照降町の住人達の様が、生き生きと描かれていた、良いシリーズだったと思います。