- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041063392
感想・レビュー・書評
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期待してたのと少し違った。「急展開する圧巻のラスト」に期待しすぎたからかな?
新手のストーカーの犠牲者となった愛子。優奈もまた。
我が子が事件でも事故でも被害に遭えば、愛子の両親のような葛藤は自然な事なのだと思う。
あと少しで3.11。子どもを亡くした親御さんたちのインタビュー報道が多いのでそこに目がいくのかも。
愛子の成長が救いでした。 -
「いつかの人質」 芦沢央
一章一章、どういうこと??という疑問が出て没頭させられる
僕の普段の読了時間よりとても早い3日ほどで読み切った
話も面白かったけど、後半は夫のセリフが物語よりも興味深かった
夫はセリフが興味深く、妻は心理描写に共感出来て「罪の余白」に次いで好き -
わかった時になろほどーと思った。
解説にこの作者はトリックから考えるとありましたが、納得。 -
読んでいて自然と錯覚していました。後で読み直すと最初に物語の重要なヒントが書かれていますが、それを一読で見つけるのは至難の業だと思います。見破れた人はすごい。
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幼い頃に偶発的に誘拐され、12年後に再び誘拐された愛子。
2度目の誘拐の理由があまりにも理不尽で…。
愛子ちゃん以外の登場人物がみんななんかひどくて、愛子ちゃんの真っ直ぐさだけが救いでした。 -
2回も誘拐されるって…可哀想過ぎる(涙)愛子ちゃん。
1回目の誘拐で、目が不自由になったけど、それを感じさせないぐらい明るく生きている。
それが、また、誘拐とは…
でも、一緒に行った友達は、どうしてんねん。君らも多少の罪悪感はないのか?
全然、登場してないような。それは、当事者のせいではなくて、作者のせいか^^;
まぁ、そんな偶然は、あんまりないから、何か必然があるとは考えるな。
更に1回目の誘拐の関係者が、関連すると。更に失踪してるとなると。
警察もそう考えて、探す。
失踪だけでは、な〜んもしてくれんかったのに…
急展開するラストというほど、回ってはおらんけど、まぁまぁ面白かった。
自身は、自覚なくても才能が溢れてくる人の近くにいてるとツライわな。