南国太平記 下 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041063484

作品紹介・あらすじ

南国薩摩のお家騒動に想を借りて、激動する幕末維新期の様相を、経済、因習、新旧勢力の対立と抗争など、重層的ダイナミズムの中に捉える意欲大作。

感想・レビュー・書評

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  • 直木賞。直木三十五はどんな小説を書いたのかと思い立ち、この「南国太平記」にたどり着いた。向田邦子のエッセイの中にも書かれていたのも後押しをしてくれた。スピード感があって長編ながら次へ次へと読ませてくれて飽きない。直木賞は大衆小説に与えられる。なるほどこれかと納得できた。

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著者プロフィール

1891年生まれ。1934年没。小説家、また脚本家、映画監督。早稲田大学英文科中退。 1923年『文藝春秋』の創刊に参加して文壇ゴシップ欄を担当。毒舌で話題を呼び,『由比根元大殺記』 (1929) ,『南国太平記』 (30~31) の成功で流行作家となった。32年には「ファシズム宣言」をし,国策的傾向の強い『日本の戦慄』で文壇に波紋を投じた。現在、エンターテインメント系の作品に与えられる直木三十五賞(通称「直木賞」)は、彼に由来する。

「2017年 『南国太平記 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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