スケルトン・キー

著者 :
  • KADOKAWA
3.31
  • (28)
  • (102)
  • (189)
  • (40)
  • (3)
本棚登録 : 971
感想 : 151
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041069172

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 何となく透けていた事実もあったけれど
    大幅はしっかり騙されながら、終盤へ。

    どんでん返しの要素は確実にあるものの
    道尾秀介さんの他作品と比べると
    少し無理くり感は否めない気もする。
    ラストの母親からの遺言云々は蛇足に感じた。

    そして、B級スプラッタ映画感漂う
    大殺戮シーンには少し笑ってしまった…笑
    結局、健人も居なくなっちゃうし…
    仕方ないのかもしれないけれど
    双子による騙し要素の為だけに
    作られたキャラクターのような印象で複雑。
    ポッと出てきて「俺でした〜!」でポッと消えて…

    ただ、間戸村さんが普通に良い人だったのは意外で
    予想と外れて嬉しかった。
    しれっと出てくる脇役はやはり疑わしいので
    最後まで疑っていたけれど…笑

  • サイコパス多すぎ…。
    トリックに関しては、サイコパスがどうやってつくりあげられるか?遺伝とかの先天性のものか環境などの後天的なものか、と言う説明に繰り返し、一卵双生児の話が引き合いに出されていたので、本筋に何か関係しそう、と思って読んでたからそれほど驚きがなかった。 
    出てきたサイコパスみんな同じ父親という事で結局遺伝が大きいの?
    伏線が割とあからさまな感じがしたね。薬の副作用の話とか。
    登場人物誰にも共感できなかったな。
    ま、サイコパスなんでね。

  • ひとりのサイコパスがこれでもかってくらい簡単に殺しまくる話。物語の中だけの話であってほしいけれど、研究されているということはこういう人っているんだろう。鍵人はどこへ行ったのか。。

  • 児童保護施設で育ったサイコパスの青年が、知らなかった自分の生い立ちを知り、事件に巻き込まれていくお話。

    暴力描写が多いのが気になる。主人公ともう一人の自分が出てくると一人称が同じ「僕」のため、どちらが話しているのか混乱し私にはちょっとわかりづらい。面白くないとは言わないけど、ラストもちょっと微妙で私はいまいちに感じる。

  • サイコパスが多すぎるし、
    なんか中途半端。

  • 道尾秀介さんの表現力は凄いけど、うーむ無理がある設定…

  • ずいぶんとそっけなく人が死ぬ話。 

  • 22この作者にしては救いのないお話し。もっと違うプロットで展開できなかったのかな。

  • 二重人格か双子かのどっちかだと思ってました。

  • ミステリーと思って読むと最後ガッカリ。

著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

道尾秀介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×