心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 嘆きの人形 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 736
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041070130

作品紹介・あらすじ

八雲のもとに、叔父の一心から相談事が持ち込まれる。
偶然居合わせた晴香と後藤を連れ立って、一行は山梨へ。
とある酒蔵で毎夜掛け軸から現れるという幽霊、その正体を探るうちに、晴香が何者かに襲われて――。

ホテルをさまよう子どもの幽霊、しゃべる人形……豪雨の中、次々と起こる心霊現象に八雲が挑む!
山梨編3作を収録した、赤い瞳の物語。
この1冊で楽しめる大人気スピリチュアル・ミステリー、短編集第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 叔父の一心が八雲に
    相談事を持ちかけてきた。
    山梨にある酒蔵の掛け軸から
    夜ごと幽霊が抜け出してくるという。
    たまたま居合わせた晴香と
    後藤刑事をともなって原因を探りに行くのだが。

    ひとつの謎を解くと
    それが次の謎の発端になって…
    という感じで続く3連戦!

    シリーズも続いているので
    晴香や後藤とのやりとりも定番。
    今回はまだ叔父さんが生きてた頃。
    傍若無人な八雲も
    この人にはちょっと弱いよねぇ〜。

  • 山梨で立て続けに起こる心霊現象事件。
    次から次へと数珠繋ぎのように事件に巻き込まれていくサマは、ご愁傷様…という感じである。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    八雲の叔父・一心から持ち込まれた山梨で起こった心霊事件。
    晴香、刑事の後藤(アッシー)を連れて現場に向かった八雲と一心だったが…
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    八雲の叔父・一心がひょこっと元気に登場しており、びっくりしました。
    時系列としては文庫本6巻より前の出来事のようです。

    それにしても「わらしべ長者かよ!」とツッコミを入れたくなるくらい、1つの事件の終結がまた次の事件へとつながっていて、「んなアホな」という感じでした(苦笑)。
    特に晴香にいたっては、立て続けになかなかの目にあっており、「わたしだったら耐えられない…」と思ってしまいました。

    立て続けにこんなに事件起こる?!とは思いましたが、それでも山梨県の別々の場所で起こった事件なので、おなじ大学で立て続けに起こった心霊がらみ事件を書いた短編集「裁きの塔」よりは、違和感すくなく読めました。
    さらっと読み終えられますので、八雲シリーズの箸休めには最適な短編集です。

  • 【2024-005-1662】図書館より。

  • 展開が読めてしまうのだが私の脳みそが欲していたのでヨシ!

  • 文章が少し上手くなっているように思う。ただ、途中誰の心情でわからなくなることがある。ストーリーはありきたりなものだ。前回も書いた気もするが早く終わらせてほしい。まあ、ファンがいるから引き伸ばしてんだろうなあ、って思う。ある程度面白いと思ったところで終わらせるのが良いと考える。

  • アナーザーシリーズ5

    山梨県で起きた事件3件を解く
    短編集

  • 08月-02。3.0点。
    心霊探偵八雲、3編の連作短編。
    一心が健在で、時間の流れがイマイチつかめなかった。

  • 複雑だったけど最終的には納得。
    せっかくの山梨旅行でここまで事件に巻き込まれるともはやかわいそう。遥香は特に。
    でも八雲のルートもたどれてよかった、たしかにカラコンない時代の方がきっと生きづらかったよね。

  • 心霊の方達がさほど悪さをしないのであまり怖くなくてよかった。

  • 記録

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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