- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041072134
作品紹介・あらすじ
採用試験を間違い、警察官となった椎名真帆は、交番勤務の優秀さからまたしても意図せず刑事課に配属されてしまった。殺人事件を担当することになった真帆の、刑事としての第一歩がはじまるが……。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
「刑事の選択」刑事椎名真帆,「男の選択」ある人物,視点切替で語られる警察小説。殺人事件には20年前未解決事件が関与。重要参考人死亡で事件解決かと気を抜くと「犯人の選択」あり。後半気合を入れて読む。
-
殺人事件の捜査のお話なのだがとても穏やかな進行。
刑事に向かない女という事だけど、だんだんと刑事らしくなってきた。ガンバレ!
育ててくれた叔母さんの曜子さんがとてもいい人で、会ってみたくなります。
-
ミステリーは好きだけど、こうしてどっぷり刑事モノは読んだことなかったかも。深みはあまりないものの、このちょっとしたドラマがちょうど良かった。
-
山邑圭『刑事に向かない女』角川文庫。
書き下ろし警察小説。
主人公の新人刑事・椎名真帆がドタバタし過ぎで、警察小説の面白さが感じられなかった。
意図せず警察官となり、交通課から刑事課に異動した椎名真帆は都内で発見された女性の刺殺体事件の捜査を担当することになった。容疑者の影が見えた矢先、突然、椎名真帆は捜査から外れるよう命じられ……
既に購入済みのシリーズ第2作もこんな感じなのか。
本体価格640円
★★ -
タイトルの通り刑事に向いてない女性刑事の話。刑事なのにかなりの女性的な感覚が新鮮ではあった。ストロベリーナイトの姫川刑事とはまた全然タイプが違う感じ。ストーリーはあまりに出来すぎているので、何とも言えないところ。2時間のサスペンスドラマを観た感覚に近い。
-
刑事になりたくてなった訳ではない椎名真帆
事件と自分の生い立ちが少しずつ見えてくる
一気読みでした
これからの事件はどう反応していくのか気になるところ -
2時間ドラマのような雰囲気。
女性刑事が主人公なのだけれど、
姫川玲子とは全く異なる雰囲気。
全く。
父親の存在がよくわからないカンジ。
芦川の立ち位置もよくわからなく、結局何だったの?みたいな。
アニメキャラがヒントになるくだりは、う~ん。
続編も手元にあるので、いつか読んでみよう。 -
読み始めの印象よりは後半の方が面白く読めました。全体的に少々バタバタしてはいるものの後半にかけての意外な展開は楽しめました。
意図せず警察に入ってしまい、意図せず刑事になってしまった真帆が小さな違和感の積み重ねから時間解決の糸口を掴んでいく所は、突飛な事も無く結構違和感なく刑事ドラマとして楽しく読めました。
さて、シリーズ化されているとの事ですが、ここから面白く飛躍していくかは結構怪しいか・・・。嫌いではないけれどもっと読まないといけない本沢山あるしなあという気分
。