臆病な僕でも勇者になれた七つの教え (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041083062

作品紹介・あらすじ

青い髪と瞳を持って生まれたキラは、その特異な見た目が原因で家族がバラバラになったと思い込み、日々自分を責めて過ごしていた。学校でのいじめも重なり、失意の毎日を送っていたある朝、偶然、なんでも願いが叶う「失われた聖櫃」の噂を耳にする。キラは、飼い犬・とんびと共に聖櫃があるといわれる山に向かった。そこで待ち受けていたのは、謎のカエル「老師」の導きによる、新しい自分に生まれ変わるための冒険だった――! 単行本未収録の文庫版特典、「老師からのメッセージ ~第八の知恵~」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公が成長するにあたって様々なことをなぜか徳島弁を喋るかえるとともに学ぶ冒険の書。唐突な展開にオカルトじみた人生訓など、微妙な点もあるが、自分の人生を一言で規定してその道を行く、という人生君は参考になった。

  • 臆病な少年が願いを叶えるために異世界を冒険する話。設定はエンデの果てしない物語やブレイブストーリー等彷彿とさせる。ただ、冒険自体は短いし世界観薄くて登場人物は少ないので本格冒険モノというよりは、主人公たちの精神的な成長の話が主になってる。冒険小説というより読みやすい自己啓発本。
     いろんな感情の話や自己肯定、瞑想等メンタルコントロールについてはどこかで読んだことあるものの興味深かった。ただ、主人公のように教えられてすぐ実践できるのはなかなか難しい。

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著者プロフィール

作家。演出家。脚本家。小説家。徳島県阿南市出身。立教大学卒業後、女優を志すも挫折。シナリオライター松本功に師事し脚本家に転身。日本放送作家協会主催、NHK後援、創作テレビドラマ脚本懸賞に「妖精の詩が聞こえる」で佳作入賞。テレビドラマ「カラマーゾフの兄弟」「女帝」「ストロベリーナイト」「正義の味方」「特命係長 只野仁」「トイレの神様」「佐賀のがばいばぁちゃん」を手掛ける。

「2019年 『虹の翼のミライ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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