- 本 ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041083833
作品紹介・あらすじ
黙示録に記された世紀末を実現すべく、悪魔が、この世を滅ぼすことになる赤ん坊を外交官の一家に生まれた赤ん坊とすりかえた。しかし数年後様子を見に行くと、赤ん坊がいない!? 人類の命運やいかに?
感想・レビュー・書評
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地球大好きな天使と悪魔が、ハルマゲドンを阻止しようと奮闘する話。
以前英語版にチャレンジし、一応最後のページまでたどり着いたという経緯あり。アマゾンプライムビデオで映像化されたということで、この話大好きな夫とそれを見てみたら、面白いと満足すると同時に、ああ自分は何一つ理解できてなかったんだとガックリきた。夫に尋ねたら原作に比較的忠実に映像化されてるとのこと。本好きとしては、ちゃんと文字で確認したいところ。でも肝心の本が見つからないのよね…と思ってたら、文庫で発売されてた。これは買わねばなるまい。そして読まねば!
面白い。夫がテリープラチェット好きなのが理解できた。あらゆるところにユーモア満載。ちょこちょこ出てくる注も楽しめる。重箱の隅をつつくようなユーモア。上質なユーモア小説って探すのがほんと難しいんだけど、また楽しめるのが増えた。
原書ではそのユーモアが全くもって理解できてなかったので、話を理解した上でまたチャレンジしたいと意欲も湧いてきた。
あと、キリスト教の知識がちゃんとあった方がより楽しめたかな。私にはそれが欠けてるので、ただストーリーを追ってただけだけど、わかってたらより笑えたと思う。
上巻はアンチキリストのアダムが力を出し始めたところ。ドラマを見てるのでストーリーはわかってるけど、それがどんなユーモアで描かれてるか楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ものすごくライトな『ボートの三人男』を彷彿とさせるBLライトノベルみたいな小説かと諦めモードで読み進めていくと、意外や意外。読みながら声を出して笑ってしまうくらい、ブラックユーモアにあふれたオカルトとコメディがミックスされた新感覚小説。実際アマプラかネトフリでドラマ化されてるらしいけど、私は小説でいいや。まるで海外ドラマを見てるみたいな描写の仕方が新しい!犬のくだりと宇宙人のシーンが個人的にツボだった。
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ドラマを先に視聴していたので第三話が全編ドラマオリジナルということに驚いた。
仲違いするシーンやガブリエルなどの天界側のキャラクターも出てこない。
ドラマよりも画面の切り替わりが激しい印象。
注釈付きの英国ファンタジーで、小学生時代大好きだった「バーティミアス」を思い出した。 -
amazon primeでドラマを観た後で
原作を読みたくなりました。
原作とドラマの違いを探しながら
読んでいます。 -
アジラフェルとクロウリーの絡みが最高。日本語訳も素敵。注釈が多くて好き。
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50162129 -
ドラマが面白かったので原作も読んでみました。
翻訳独特の感じは苦手でしたが、展開はまぁまぁ早く読み終わりました(上巻)
登場人物の掛け合いや、やり取りが面白かった。ドラマでは分からない細かい描写が補完された感じが面白かった! 頑張って下巻を読みます。 -
天使のアジラフェルと悪魔のクロウリーが、ハルマゲドンを阻止しようとするお話。
大好きなドラマの原作。
ドラマとの違いはちょこちょこあって、そこを探しながら読むのが楽しい。原作の方が、人間たちの様子とかわかりやすいかも。天使と悪魔については、ドラマの方が沢山出てきてるから、ドラマからの自分には、ちょと物足りない。でも原作でしかわからない設定(クロウリーは寝るのが好きとか、アジラフェルは超天才とか)を拾っていくのが楽しかった。
それと自分の知識不足で、小説の一つの楽しみであろうギャグとか笑いが、イマイチわからんという、、、残念。
もっと勉強します、って感じ。 -
世界の終わり「ハルマゲドン」を引き起こす赤ん坊を、人間界の赤ん坊とすり替えた悪魔のクロウリー。しかし、11年後に様子を見に行くと、なんと子どもがいなくなっていた。天使のアジラフェールとともに、クロウリーは子どもを探しにいくが、世界の終わりに間に合うのか…?表紙のイラストにひかれて手に取り読んでみたら、悪魔クロウリーと天使アジラフェールの仲の良い掛け合いが面白く最後まで読んでしまいました。数多くのジョークがちりばめられていて、読んでいて笑ってしまうこと間違いなしです。
(材料コース M2)
著者プロフィール
ニール・ゲイマンの作品





