心霊探偵八雲12 魂の深淵

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 510
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041091814

感想・レビュー・書評

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  • 長いこと追いかけていたシリーズが終わってしまった。
    はじめに読んだのは確か高校生の時で、それはそれはハマって読んだ思い出。
    八雲くんがいろんなこと肯定できるようになって、月並みだけどよかったなと。
    どうか幸せに暮らしてくれ。

  • 皆で頑張りました!という良いフィナーレでした。

  • 作品を読めた喜びと共にこれで最後かと思うと悲しいです。
    今回はいつもと違い八雲と後藤たちは今回は別行動で、物語は別々に進んで行く。
    七瀬美雪との対決、今までのあらゆる謎も解明。とても楽しかった。
    終わっちゃったけど、この続きか外伝が読みたいです。

  • ついに完結!!
    晴香が昏睡状態になり八雲は一人で七瀬美雪を追う。後藤達も八雲を止めるために必死に調べ追いつこうとする。
    雲海の『生きろ』『それでも生きろ』にぐっときた。確かに何を今さらとは思うんだけど…
    みんな幸せになってほしい。

  • 晴香が昏睡状態になり、八雲は絶望する。深雪の生い立ちを追いかけながら、八雲は一人で深雪のもとに。

  • ついに完結!
    もうすべて回収してくれてありがとう!
    とはいえ寂しい…毎回次はと期待していたから。
    でも、完結おめでとうございます!

  • 2020.7.8読了

  • 八雲も完結してしまった。
    八雲が、あまりにも全てを自分で背負ってしまうのが心配で心配で。
    晴香はあんなことになってしまうし。
    どうしよう。どうしたら八雲は戻ってきてくれるのか、と。
    みんなが八雲を追う中で美雪の過去も明らかになって、それは確かにあまりにも悲しいものではあったのだけど、だからってあそこまで歪んでしまった彼女に同情する気にはなれなかった。
    石井刑事が最後までへたれで転んでいるのに、なんとなく救われた気がした。へたれとは言っても、芯までダメダメではなかったし。
    晴香の気持ちが痛いほど伝わって切なかった。
    それだけに、あのラストで本当によかった。
    物語は完結でも、彼らが消えてしまったわけではない。
    みんながそれぞれに道を進んでいてくれると信じられる。
    これまで、ありがとう。

  • ついに完結! というよりもまず、前作からのあの展開に、待ちわびた新刊でした。あの放置プレイはつらすぎたぞ!!!
    最大の心の支えを失ったことで暴走し始める八雲と、それを止めようとする面々。不安感がいっぱいの展開です。予断を許さない晴香の容態に関しても、そんなはずはない、きっと大丈夫、と信じたい気持ちはあるのですが……うわあああ、全っ然大丈夫じゃない気がしてきた! もう続きを読むのが怖すぎて、だけれど当然気になってやめられません。
    七瀬美雪の人生をたどりつつ、彼女との最終決着に挑む八雲。八雲の行動が自らの命を賭して破滅に向かうようにしか思えなくって、これはもうシリーズ最大の緊迫感です。そして七瀬美雪の人生に隠された秘密は、想像以上に過酷。もちろんだからといって彼女を許せる気分にはならないのですが。たしかにこれは哀しいというかなんというか……八雲にいたような味方が彼女にはいなかったことが、憐れでなりませんでした。
    そして……これ以上はもう読んでください、としか。ちなみにこれだけ緊張感ばりばりの物語なのですが、それでも和まされる要素も健在です。ただし個人的には、石井があまりに殴られすぎていて可哀想になりました(笑)。めっちゃ頑張ってるのに彼。今作だけで何回殴られてるんだか。

  • 著者について
    ●神永 学:1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でプロデビュー。同作から始まる「心霊探偵八雲」シリーズが、若者を中心に圧倒的な支持を集める。他著作に「怪盗探偵山猫」「天命探偵」「確率捜査官 御子柴岳人」「浮雲心霊奇譚」「革命のリベリオン」などのシリーズ作品や、『コンダクター』『イノセントブルー 記憶の旅人』『悪魔と呼ばれた男』『ガラスの城壁』などがある。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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