谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 364
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041096970

感想・レビュー・書評

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  • 軽いノリが楽しい。竹田津がなめ郎に会ったときのリアクションが予想と違ったから、ますます過去が気になる。

  • 連作短編4編
    鰯の(岩篠)つみれとは変わったネーミング.兄が友達だという怪運堂という怪しいお守りを売る店主竹田津の推理力のおかげで次々起こる事件を解決する女子大生探偵つみれ.物語はともかくとして兄と竹田津の過去の関係が一番気になった.

  • 読みやすいが、そんなオチなの?ってやつがいくつか。でも、東川さんらしくて好きです。

  • 東川篤哉さんの作品はもしかしたら、私はあまり好きではないのかもしれない、と気づいてしまった。
    他の作品もいくつか読んだことあるけど、どうもこのノリとか雰囲気が自分に合わないんだよなぁ。

    谷根千あたりの雰囲気好きなんです。好きだからこそ、わざわざ谷根千を舞台にした理由は何なんだろうと思ってしまった。
    そんなにその土地や町並みの雰囲気を感じられる訳でもなくて、別にわざわざタイトルに入れるほどの設定なのか?と思ってしまった。

  • このかたの本は、いまいち合わなくて、あんまり読みたいとは思わないんだけど、読まず嫌いを克服するために、手に取ったわけですが。

    純粋につみれのキャラが嫌。
    兄さんも気持ち悪い。
    この2人が際立って気持ち悪くて嫌なんだけど、全キャラが全体的に好きではない。

    謎解きは悪くないんだけどね。
    こういう鬱陶しいキャラ付けしないで、普通に書けばいいのに。
    会話の鬱陶しい部分は、ほぼ読み飛ばした。

  • 相変わらず面白いなあ。殺人事件も、日常の謎みたいなストーリーになる。それがいい。

  • シリーズは変われど、いつもの軽妙な会話と堅実な謎解きで盤石の面白さ。特に今回は女子大生が主人公なので若めのセリフ回しが楽しめます。読み応えのある本に疲れたときにちょうどいいですね。ただ、続編が読みたい過去のシリーズもいっぱいあるので何とかしてほしい。

  • いつもながらの作者の世界。

    よくネタ切れにならないなと思いつつ、安心して楽しめる。

  •  JDの岩篠つみれは兄の経営する居酒屋を手伝っている。そこへ奇妙な事件の話を持ちかけられ、兄のなめ郎の友人である竹田津とひょんな事から事件の真相を暴く事になり…

     久々の濃いキャラ達の集まりで楽しかったです。是非又シリーズ化希望です!
     お気に入りは交番勤務の斉藤さん。憎めなくて良いキャラです。
     兄のなめ郎を毛嫌いする竹田津と、竹田津大好きななめ郎との温度差が酷すぎる(笑) 何があったんだろう?

     大どんでん返しあり、笑いありと読み応えタップリでした。

  • 東川さんの作品は、だいぶん読んでいるけれど、短編集、中編集ではなく、大掛かりで二転三転転がっていくような、初期のころの長編のほうが好きだな。と、以前にも思った気が。謎的には「中途半端な逆さま問題」「夏のコソ泥にご用心」は結構好き。

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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