新宿特別区警察署 Lの捜査官

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041098875

感想・レビュー・書評

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  • 途中で脱落。
    だって、おもしろくない。
    題材は悪くないけど、ちょっと飽きたかなー。
    なんか、あれなのよ、働く母の切迫感が薄い。

  • ほうほう…ビアンで不思議な出自の女刑事とな。

    いろんな引き出しを持った作家さんだなぁ。

    差別する気持ちはなくても、差別しちゃってたら、自分嫌だなと思う。
    人との関わりって、ホント厄介。

    誰もが穏やかに暮らせる世界は、この地上には無いのよね。

  • 新井琴音警部、夫の敦は警部補で同じ職場.二人には小学生の虎太郎がいる.新宿のホテルで中尾美紗子の死体が発見され話が始まる.更に無差別殺傷事件も発生し琴音はLGBTをカミングアウトしている堂原六花巡査部長と捜査を進める.女性仮性半陰陽タイプの死体が出てきたのには驚いた.琴音の根性と六花の豊富な情報網などの成果で事件は解決するが、何とも異次元の世界を見た感じだ.いろんな種類の人間が存在していることを認識できた.

  • 113また新しいシリーズが始まるのかな。もうちょっと整理して掘り下げた方が良いような気がするけど。男女雇用均等や個々の尊重は揺り戻しもあって本当に難しい。特に警察やしね。思い切った設定には感服します。

  • 警部として新宿L署に昇進した「新井琴音」
    着任初日に立て続けて2件の殺人事件が発生

    自らも心の闇を抱える琴音、個性的な女性部下「六花」、育児に非協力的な夫、不慣れな環境下で指揮を執る中、犯行声明が…
    差別、虐待、深く重いテーマのサスペンス



    新宿の成り立ちが、江戸時代の内藤新宿が源と知って、なるほどと頷きました

  • 差別のシーンが精神的にきつかったし、最後もはっきりしない終わりかたで、え、どうなるの?これで終わり?って感じだった。

  •  かなり行き着くところまで行ってしまった13階よりも、読みやすい。
     リアリティを感じるかどうかは分からないが。

     

  • 若干嫌悪感がある言葉が出てきて、ぐ…っとなったけど、かなり難しい多様性の問題をよく刑事物の物語にしたなあ、と思う。単語知らない人はなんのこっちゃ?ってなりそう。刑事ものだし、わりと斬新。

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著者プロフィール

『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー。近著に『ブラッド・ロンダリング』(河出文庫)。そのほか、「原麻希」シリーズ(宝島社)、「新東京水上警察」シリーズ、「海蝶」シリーズ(ともに講談社)、「十三階」シリーズ(双葉社)、「警視庁53教場」シリーズ(KADOKAWA)、「感染捜査」シリーズ(光文社)など著書多数。

「2023年 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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