男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋
- KADOKAWA/角川書店 (2015年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041107263
感想・レビュー・書評
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最初の方、おぎやはぎをやたらほめるところや、村上春樹氏の登場人物の解釈が私と違うところで?と思いましたが、「マザコン上等で生きる」あたりから共感と納得の嵐でした。
男の子のおかあさんと男の人(現実を突きつけられるから読みたくないだろうけど)にはぜひ読んでほしい本です。 -
367.5
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なんと言ってよいか、著者の思う「現代社会と男のズレっぷりと女の本音」をつらつらと書き連ねた本。エビデンスが示されるわけではなくて、何となくこういう本を読む層には共通認識になってそうなポイントや現象を取り上げつつ、あーだこーだ。そういう類の本だと思うし著者なんだからとも思うけど、おぉ、と思う反面、疑問符がつくところが多いのも確か。Lifeに出たときの話ぐらいから、なんか独断と思い込み激しいなぁという気がしてきたのですが、耳が痛いから男の都合の悪いところに拒否反応を示してるだけだ!とか言われちゃうかもしれません。まぁどれが正解というものでもないし、書いてあるような話を聞かないわけではないし、引っかかる本ほど読むべしとも言うし。
話の本筋とは違うかもやけど、品揃えが同じ個性的なブックカフェ問題とか、旅行のスタンプラリー化とか、レビューという名の知識とデータ紹介とか、うまいこと言うなぁ、というのもあるんだけどね。 -
タイトルからして、男性向きに書かれていますが、男女共々読んでみても楽しめる一冊かと思います。男をこじらせる前にとありますが、こじらせてからでも遅くない?
要点として、男としての存在価値をどのようにすればよいか?著者の目線から書かれている部分は、一つの考え方として捉えればよいのでは。
この手の話としては、人それぞれの考え方による訳で、どれが正解と言うのも無いような気が。参考になる部分があれば、そこを活かすという意味で読んでは如何かと感じます。