南極ではたらく かあちゃん、調理隊員になる (角川文庫)

  • KADOKAWA (2022年2月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784041110690

作品紹介・あらすじ

日本から14,000km離れた、世界で一番寒い場所・南極。昭和基地で活躍する観測隊に加わってご飯が作りたい! 調理師として、主婦として働いてきた経験を活かして乗り込んだまったくの“異世界”で、献立の工夫を重ねたり、人間関係に涙したり。1年4か月の奮闘の日々を新鮮な驚きを交えて綴る。テレビ出演で一躍有名になった夜食「悪魔のおにぎり」誕生のエピソードや、食材を余さず使いつくす南極流オリジナルレシピも収録。

みんなの感想まとめ

南極という厳しい環境での生活を通じて、筆者がどのように自らの夢を追い求め、成長していったのかが描かれています。調理師としての経験を活かし、観測隊の一員として献立を工夫しながら、仲間との絆や人間関係に悩...

感想・レビュー・書評

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  • すごいなぁ。
    としか思えない。

  • 筆者は、あの『悪魔のおにぎり』の考案者、調理師の資格を持った主婦である。そんな筆者の南極観測隊の越冬隊としての活動記録である。難しい話は無く、167ページと短いので、お手軽に読めた。南極での暮らしぶりより、南極からの帰路の寂しさのようなものが印象的だった。

  • 文庫本。蔦屋さんおススメ陳列。むかし、南極観測船の船内を見学し、その小さな船で立ち向かう勇気に胸を打たれました。その先の越冬隊。プロ同士が力を合わせ「生きて帰る」ことに挑戦する。感動の記録です。

  • 主婦でありながら、自分のやりたいことに突き進んで行く行動力もすごいと思いましたが、それ以上にその実現に理解と協力を惜しまなかった家族が素晴らしいと感じました。
    南極という何をするにしても制限のある世界で生活するというのは全く想像もつかないのですが、逆にそういった制限のない世界に戻ってきた時に制限のなさが却って鬱陶しく感じてしまう、というのは意外でした。

  • 南極地域観測隊の調理隊員として赴いた日々を綴ったエッセイ。

    和食の調理師の経歴を持つ主婦が「南極で働きたい」という情熱に突き動かされ、2度の落選を経て通過。長野の雪山での訓練や座学を受け、30トン以上の食糧を発注するなど準備に追われた後、遂に南極へ。
    調理隊員2名で1年4ヶ月、30人分の食事をすべて取り仕切り、他の作業の手伝いもする。

    映画「南極料理人」が好きで思わず手に取った本ですが、知らないことばかりで興味深かったです。
    南極での生活ぶりや人間関係のトラブルなどが赤裸々に綴られていました。

    命の危険がある極地で専門分野も立場もバラバラな人たちが1年以上も寝食を共にするだなんて、あまりにも過酷過ぎると思います!
    レアで貴重な体験談でした。
    40代で家族を残してチャレンジした著者の勇気やバイタリティには、心を動かされました。
    悪魔のおにぎりが南極で誕生した夜食だったとは。

  • 男女が1年間同じ宿舎で働く場合、男性が女性に求めることは
    ・下着が透ける服は着ないでほしい
    ・胸元の開いた服を着ないでほしい
    ・ボディタッチをやめてほしい
    だそうで
    そりゃこんな女いたら困るわな~と納得

  • 『宇宙よりも遠い場所』を見て南極に興味を持ったので。
    南極での生活がよく分かりました。失敗談や辛かったことが印象に残っています。

  • 南極料理人ファンで南極に憧れがあるので読んでいて楽しかったです。楽しさも過酷さも伝わってきました。

  • ふと人生を振り返った時に、自分だけが知る窓の外の景色があるって羨ましい。北極のキッチンから眺める景色なんて想像もつかない。

    他の隊員との関わり合いを読んで、尊重と遠慮は違うよなあと思ったりした。

  • 南極にいる間はお店屋さんもないのでお金を使わないとか、手を洗うことさえ水のことを考えなくてはならないとか、行動も制限がある生活。
    お子さんがいる著書さんの夫が理解がある人なのだなぁと感心する
    一年間ある食材で30人分の朝昼晩を作るなんて
    想像ができない
    帰ってきてからの南極ロスの体の状態がキツそうでリアルだった

  • 202202/自分になじみのない世界を知ることができてとても面白かった。読みやすくわかりやすく、情景が浮かぶ文章なのもすごい。ただ、年々こういうのに敏感になっているのもあるけど、めちゃめちゃプロの料理人なのに「普通の主婦が~」とかタイトルの「かあちゃん」とかありきにはモヤモヤを感じる。このほうがわかりやすく売るのに必要なんだろうけど。

  • こういう冒険感のある本はどうしても惹かれる。
    極限の場所での生活、とても魅力的だった。

    「夢は見つけるものではなくて、出会うもののような気がします。だから無理に見つけなくても、出会えた時に全力でチャレンジできるスキルを少しずつ身につけておきたい。」

    「人と違うことをするのは勇気がいりました。でも誰もができないだろうと思っていたことをやり遂げたら、そこにはゆるぎない自信が生まれました。」

    グッときたー。

  • 正直、この本の作者が「かあちゃん」であることはあまり重要ではないのでは、と思ってしまうけども。
    やりたいことをやり通した1人の女性料理人の話です。とっても素敵です。
    南極に憧れて、南極で料理人をしたかった。
    その夢を実現するために、どれだけの努力があったろうか。かっこいい。

    南極での食、南極での暮らしを覗くことができました。楽しかった!
    悪魔のおにぎりの発案が南極料理人って、みなさん知ってました?

  • 第9回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会①オンラインで発表された本です。チャンプ本。
    2024.2.3
    2024.3.10開催の第9回ビブリオバトル全国大会inいこま決勝に進出。
    https://www.youtube.com/watch?v=hHJZbBs_KLg

  • 南極に行ってみたい、という夢をかなえた。

    いくつになっても、かなえたい夢はあります。
    それに向かって走り出し、切符を手にし
    ついに夢を叶えた…のは、凄いとしか言えません。
    母親だから、と言われても、家族の同意があれば
    外から何か言っても気にする事でもないですし。

    生野菜の難しさ、には、納得です。
    考えてみれば、自生もできませんし
    育てもできませんし。
    いつもの生活でない、生活。
    替わりが一名しかいないので、そこはそこで
    大変そうですが、楽しそうでした。

  • 再読

  • サクッと読めました。

  • 面白南極料理人とはまた違う女性視点での南極料理人エッセイかな、薄いけど内容はぎゅっとしっかり

  • 内容薄かった。

  • 40代で家族もいて、何かに挑戦しようとする心が素晴らしい。それも南極ではたらくなんて。人間、いくつになっても、気持ちさえあれば挑戦できるという勇気がもらえる本。
    南極で調理隊員は、たった2人。買い足しができない南極で、1年分、3食分、30人分も、たった2人でやりきれるんだ。日本では、定期的に買い物に行っていても、足りない材料があって作れなくなってしまう時だってあるのに。計画的でないと、工夫する力量がないと、務まらないよね。そこに挑むってかっこいい。季節がないのに、物資が限られているのに、季節ごとのイベント、料理、誕生日会とか、あるんだね。そういうの、普通に日本で暮らしていても、ない人にはない。でも、そういうことって、大切にすべきことなのだと思った。

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著者プロフィール

◎渡貫 淳子(わたぬき・じゅんこ)1973年青森県八戸市生まれ。調理師。調理師専門学校「エコール辻東京」を卒業後、同校職員として勤務。出産を機に退職して専業主婦となり、家族の仕事の手伝いなどを行うも、30歳を過ぎてから、南極で働きたいとの思いを抱く。3度目のチャレンジで南極行きを実現させ、第57次南極地域観測隊の調理隊員として南極で生活。帰国後は学校や食に関係する団体、女性対象の講座などの依頼を受け、講演活動を始める。その他、新聞、雑誌、テレビなどで南極での経験や南極での料理の工夫などを披露。「ママさん南極調理隊員」として日テレ「世界一受けたい授業」にも出演し、話題となる。

「2023年 『南極の食卓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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