- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041110706
感想・レビュー・書評
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高校事変もクライマックスが近づいている。本作の舞台はホンジュラス。有名私立校の3年生が国際交流の名のもとに現地の高校を訪問した際に武装集団に誘拐されるという設定。
前作で田代勇次を倒したので、残る敵は長兄のみ。双子の姉もさらわれている。結末が近いからかスケールアップが半端ない。しかも本作は日本政府の救助部隊とともにホンジュラスに乗り込むという展開。でも敵部隊のアジトに乗り込むのに結衣が着ているのがセーラー服ってところもいかれてる。
ちゃんとそのままの結衣が戦場では役に立たないって描くのがうまい。そこから急成長するのも。
亜樹凪がお嬢様として生きながらホンジュラスで現実を知らされるのもまたいい。最後に亜樹凪がたどる運命は結構衝撃的だった。続編でも亜樹凪の登場に期待したい。
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ハリウッド映画のような派手さを感じる。それでいてその種の映画に感じる荒唐無稽さ、ご都合主義は感じないしっかりしたストーリー.素晴らしい。とはいえさすがにあの状況からの逆転は無茶じゃないかと思うが、引き込まれたのは確かだから、あえてそこは目を瞑ったか。
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ついにラスボス登場
智沙子…おまえは… -
ホンジュラスで血と泥にまみれたセーラー服のままで、パスポートもたぶん持たず、いったい、これからどないしはるんでっか?
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『探偵の探偵』の市村凛が登場。
この作品を読んだのが7年前。
うろ覚え状態に陥ってて、自分の記憶力にちょっとショック...
『高校事変』シリーズを読み終えたら別の作家さんの本を読もうと思っていたけど、“高校事変熱”が冷めないうちに『探偵の探偵』を読も。
にしても今回は、戦闘がハードすぎて、読んでて疲れた...。結衣ちゃんが死んでもおかしくないぐらいボコボコ、ボロボロになったら援護や救出の手が出てきて、その度に結衣ちゃんが再起するの繰り返しで、正直、無理があるなーと感じた。
でも376ページ~またまたいつものグッとくる場面に心が奪われる。結衣ちゃんは人と繋がりたい、認められたいんだなー。 -
終わったと思ったら、終わってなかった。さらにバトルが激しくなってもう手がつけられない感じだったけど、結衣さんは負けない。大好きな探偵の探偵の匂いもしてきた。