四畳半タイムマシンブルース (角川文庫)

著者 : 森見登美彦

• KADOKAWA (2022年6月10日発売)

感想・レビュー・書評

[Noriko Nishiさんの感想 · 2022年10月21日]

クスッと笑えます

[Jon Jonさんの感想 · 2022年10月18日]

森見さんの作品は、久しぶりだったけど、いつもの独特の世界観がすごく面白かった。この登場人物での続編をまた続けてほしい。

[みこしさんの感想 · 2022年10月15日]

「四畳半神話大系」のあのメンツにまた会えて嬉しい。
「私」は無為な大学生活を送っているように描かれているけど、小津や樋口師匠や明石さんや城ヶ崎先輩や羽貫さんなどなど、あんな愉快なメンツに囲まれてなんだかんだ楽しそうにやってるんだから、十分恵まれた大学生活を送ってると思うよ！

[ziemetさんの感想 · 2022年10月12日]

暇を持て余した学生が、四畳半の部屋で真夏の暑い日を過ごす様子が、自分自身の学生時代に似ている部分もありとても懐かしく感じる。また、仲間たちとのどうでもいいようなふざけてばかりの時間の流れの描写がとにかく微笑ましく面白い。最後まで一気に読んでしまった。次はどの作品を読もうかな。

[tumikiさんの感想 · 2022年10月10日]

四畳半神話大系に引きつづき、
登場人物がほんとに個性的で憎めない愛すべき人たち。
特に今回も小津の表現がめっちゃおもろかった。
タイムマシーンによっていくつものきせきがおこり、第一章・第二章で起こった出来事が第三章で紐解かれていく構成。
最後の締めの一行でいろいろ悟って、ほっこりしました。ちなみに、映画もほんとに良かった。

[N.rhythmさんの感想 · 2022年10月9日]

タイムマシーンブルースの元ネタの方は詳しくなくて
四畳半神話大系はアニメで見たのですがとても入り込みやすい作品でした。
それぞれの会話の掛け合いも面白くてあっという間に読み終えました。
仕事もなく1日2日休みがあって何もない時にサッと読めるので良いなと感じました。

[samestarさんの感想 · 2022年10月2日]

クーラーのリモコンが壊れ絶望しているときに突如現れた未来からのタイムマシン
リモコンが壊れるのを防ごう、とタイムマシンで昨日に戻るが過去の改変になることに気づきドタバタが始まる
面白かった
河童の銅像、シャンプー、明石さんを誘ったのは‥
いろんな謎が明らかになるけど、まさにタイムマシンの無駄遣い

[少佐さんの感想 · 2022年9月25日]

四畳半神話大系より軽めの文体で取っつきやすい。クーラーのリモコンってしょうもないものをしょうもない学生がしょうもないことに巻き込まれて…
おいっ主人公、楽しそうな学生生活じゃねぇかっ。不満なら代わってくれっ！(笑)

[chatnoirさんの感想 · 2022年9月19日]

ドタバタSFラブコメ？！
相変わらずうだつの上がらない大学生がドタバタしてます。
それが微笑ましく、もどかしい！
自ら事態をややこしくするメンバー達。
面白い学生が集まるんです。
この中にそっとメンバー入りしたい。

[Kさんの感想 · 2022年9月15日]

森見登美彦作品にがっつりハマりつつある自分がいる。
最初はあれほど読みづらいと思っていた文体がするすると受け入れられるのは僕が慣れてきたからか、或いは作風自体が読みやすい文章になってきているのか真相は謎。

内容もシンプルで面白い。要するにタイムトラベルとドタバタ解決という流れだけど、シンプルにエアコンのリモコンというスケールの小ささが逆に面白さを引き立ててると思う。というか、リモコンのお通夜とは一体…？笑

要所で四畳半神話大系の話が絡んでくるところも見所。

そして何より好きなフレーズ。

「成就した恋ほど語るに値しないものはない」

著者プロフィール

1979年、奈良県生まれ。京都大学大学院農学研究科修士課程修了。2003年『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。同作品は、本屋大賞2位にも選ばれる。著書に『きつねのはなし』『有頂天家族』など。

「2022年 『四畳半タイムマシンブルース』 で使われていた紹介文から引用しています。」