悪役令嬢、セシリア・シルビィは死にたくないので男装することにした。5 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041128992

作品紹介・あらすじ

男装して学院生活を送るセシリア。乙女ゲームの終わりも近づき、あとは三月末まで何も起こさず
過ごすことができれば無事クリア――のはずがゲームにないフラグが!?
行方不明のラスボスの母国に招待され、手がかりを探す危険な旅をオスカーとすることに!
さらにバレンタインデーイベントで、とある決意を胸に秘めたギルバートに学院の屋上へ誘われて――!?
フラグを折りまくった悪役令嬢セシリアのトゥルーエンドとは!!

感想・レビュー・書評

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  • 積読消化のため、一巻から五巻までぶっ通しで読んだけど、間空けずに読んで正解だったかも。
    セシリアが結論を出すキッカケになったグレースの台詞が良かった。

  • セシリアを中心とした三角関係に変化があった巻。恋愛関係となると鈍感になるセシリアが、オスカーやギルを意識しているのが伝わってくるのが、なんだか嬉しくなった。2人のこれまでの苦労(?)が少しは報われる気がして。それでも、セシルとして関わっていた頃の無警戒さがなくなった訳ではないから、まだまだ振り回されそうだけど。
    ジャニスをいい兄だと慕うローランが、真実を知ってからどうなっていくのか気になるところ。セシリアとオスカーの関係も変わっていきそうだし、今後の展開が楽しみ。

  • オタクは加点方式で評価するので、ギルバートとの決着が良かったことで星進呈。ギルバートが……好きだ……。
    メインヒーローは分かっていたけどそこに至るまでのセシリアの気持ちの整理がしっかり描かれていたのは良かった。恋とは……愛とは……分からねえ……分からないが、「隣に立っているのは私じゃなくてもいい」という感情はは腑に落ちた。「家族だから」とか「弟だから」ではなくて別の言葉で形容してくれたのが良かった。感情なんて感覚なんだから最初に感じたそれが全てで、理由なんてのは後からこじつけるのに過ぎないんだよ。言語化を怠らない誠意。
    ラスボスなついては消化不良感がありつつ、この先の話は……あるのかな……影武者の話とかは掘り下げ甲斐がありそうなものだけど。最後の庇うところで何か強烈な感情を抱いた気がするのだが忘れた。

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著者プロフィール

2016年よりwebサイトでひっそりと小説公開を始める。「竜騎士殿下の聖女さま」にて出版デビューに至る。

「2020年 『華麗なる神宮寺三兄弟の恋愛事情』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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