時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん7 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 180
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041140628

作品紹介・あらすじ

 大波乱の学園祭は、政近の奮闘 ※本人的には黒歴史!? によってアーリャさんへの大きな追い風となり幕を閉じた。(もっと私を、私だけを見て。私だけのパートナーでいて) 募る想いを抱きながら、アーリャさんは政近と共に次なる行事・体育祭に向けて動き出す! そんな中、とある出来事をきっかけに政近は初恋の彼女と接近して――「アーリャちゃんの気持ちに向き合ってほしい。でも……」 不意に告げられた、マーシャの本当の気持ち。彼女の予想外の本音に政近の心は思わず揺れ動いて!?  大人気ロシアンJKとの青春ラブコメ、体育祭編スタート!

感想・レビュー・書評

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  • 体育祭編

    前回のラストシーンから続く珍しい導入からスタート
    体育祭にも生徒会選挙が絡んできて、結末は見どころ

    今回のハイライトはアーリャの成長とマーシャとの関係性
    行く末が非常に気になるところ

    テンポのいい会話のやり取りも相変わらず
    個人的には初登場の吹奏楽部長がとても好き

    次巻も楽しみです

  • カバーの裏にイラストがあるのだが、今回はマリヤのバニーガール。

    学園祭の暴動まがいの出来事で雄翔は頭を丸めて全校生徒の前で謝まったり。
    アーリャは政近に対する自分の気持が大きくなり始める。
    マリヤとの関係も、微妙に動き出す中、体育祭を迎えつつある。
    そこで時期生徒会の前哨戦として出馬戦(騎馬戦)をやるのだが、有希の提案で団体戦となる。
    人数集めで奔走するアーリャ勢。
    沙也加と乃々愛、光瑠と毅、マリヤと…奈良橋依玲奈。
    エレナ先輩は政近とは有希に近い感覚。
    吹奏楽のピアノ弾きを限定的になってもらえれば、出馬戦に出ても良いとのこと。
    そして・・・鬼龍院菫が参加。

    体育祭の最中生徒会も忙しい。
    政近、マリアを背負ってゴールする最中に
    「最後に私を選んでね」と耳打ちするマリア。
    マリアの思い人は政近。幼名馴染みのさー君。
    けれど。
    出馬戦で完全に有希の戦略に嵌って負けたアーリャ陣。
    空から降ってくる有希を、受け止めるよな…普通。
    一人で悔しがるアーリャに「みんなで悔しい」と政近は諭す。
    アーリャは初めてそこで政近を想っていることを自覚する。

    あとがきの前にショートが入ってます。
    綾乃の幼き頃の話。
    まだ周防で「ちかくん」と政近を呼んでいる時期。
    目線は綾乃のお婆さん。

    さて、ロシア語でデレる部分が随分減ってきているのは何故だろう?
    というか。
    何故有希を主人公としなかったのだろう?
    これ、絶対にアーリャじゃなくて有希をヒロインに置いた方が受けるのに…

  • 前回の学園祭ラストシーンから始まる第7巻のメインイベントはワクワクの体育祭。なのだけど、今回重要なのはイベントそのものよりも、それを通じて、アーリャ&マーシャ姉妹と政近とのラブコメの方向性が変化したこと、そしてこれまでずっと孤独な戦いをしていたアーリャが、「仲間と共に戦う」ことの本質は何かを思い知り気づきを得た、という彼女の意識の変革であったと思います。すなわち、今回は本作品における一つの大きな転換点であったのではないでしょうか。今後の展開からますます目が離せません。続編を心から楽しみにしています。

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著者プロフィール

ライトノベル作家。代表作は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』シリーズで、2020年度紙本ライトノベル新作売上&ラブコメ新作電子書籍初速DL数歴代第1位を獲得したほか、2021年で最も売上部数の多かったライトノベルとなった。

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