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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041143292
作品紹介・あらすじ
「夢みたものはひとつの幸福/ねがつたものはひとつの愛」二十四歳で夭折した立原道造が遺した詩集『萓草に寄す』『暁と夕の詩』『優しき歌』。繊細優美なソネット形式による、透明感あふれる抒情詩集を完全収録。また、高等学校時代の習作詩から旅先での絶筆までをセレクトして収めているが、そこからは立原のもうひとつの素顔、悩み多き青春の日々が甦る。
感想・レビュー・書評
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「僕は三文詩人にはなりたくない。誰でもの胸へ本当のことを叩き込みたい。それが千人の本当ではなく僕だけの本当であったら結局三文詩人の一人に過ぎないのだ。」
優れた文学が時には何千年も超えて今でも読まれるのは千人どころか万人に対して普遍のものがあるからだと分かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
優しい語り口のなかに豊かな抒情性がある。戦前このような詩人がいたことを知らなかった。
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