高校事変 17 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 251
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041144800

作品紹介・あらすじ

季節は移ろい夏から秋へ。高校生活にも馴染んできた瑠那と凜香だったが、EL累次体の脅威は去らないまま、むしろその動きは予測がつかなくなっていた。亜樹凪から内部情報を聞き出そうと日暮里高校に潜入した結衣も、特に大きな収穫を得られない。そんなある日、瑠那は幼少期のできごとを驚きとともに思いだす。その記憶が端緒となって3人の前に差しだされた事実は、あまりに衝撃的なものだった。シリーズ激震の大展開!

感想・レビュー・書評

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  • 読むのが辛かった。
    結衣がここまで精神的に追い込まれることは今まで無かった。凛香も瑠那も徹底的にやられる。
    17巻でこの展開!?と驚いた。もうこれ以上のスケールはないだろうと毎回思うのに、毎回それを超えてくる。
    続きが早く読みたい

  • 松岡圭祐『高校事変 17』角川文庫。

    早くも17巻かと驚く間もなく、これまで以上に超過激で驚天動地の展開が描かれる。

    もしかしたらそういう可能性もあるのではということが、実際に起きてしまうのだ。これまでの数々の事変など生温いくらいの絶体絶命の危機と数々の悲劇が優莉結衣、瑠那、凛香に容赦なく襲い掛かる。


    EL累次体の脅威は去らずに、予測の付かない動きに堪りかねた優莉結衣は日暮里高校に潜入し、雲英亜樹凪からEL累次体の内部情報を聞き出そうとするが、目的は果たせなかった。

    一方、瑠那はある日、幼少期にイエメンで体験したことを突然思い出し、自分を日本で養女にする手筈を整えた人物が濱滝医師であることを知る。瑠那は凛香と共に濱滝医師の元を訪ねると濱滝医師は何者かに襲われ、虫の息だった。瑠那は濱滝の日記からある人物を知り、その人物と面会するとEL類似体の実態を知らせる謎のアプリを託される。

    瑠那と凛香は、そのアプリを持って結衣の元に行き、アプリの内容を確認すると、3人に関わる驚くべき事実が浮かび上がる。すると突如としてEL類似体による都内同時テロが勃発し、EL類似体は3人にも襲い掛かる。

    絶体絶命の結衣と瑠那、凛香。しかし、本当の危機はこれからだった……

    本体価格840円
    ★★★★★

  • えっ生きていた?
    はちゃめちゃな感じ。急な展開でもう意味がわかりませんね。
    シリーズ17巻までとスピンオフたくさん読みましたが、ここまで読んだからには最後まで付き合うしかないですね。

    • 岳東さん
      ゆきみだいふくさんコメントありがとうございます。
      私は、住んでいる町の図書館と隣の市の図書館の2つの図書館を活用して読んでます。
      ゆきみだい...
      ゆきみだいふくさんコメントありがとうございます。
      私は、住んでいる町の図書館と隣の市の図書館の2つの図書館を活用して読んでます。
      ゆきみだいふくさんも是非読み進めて下さい。

      シリーズ13以降は展開が変わり読む速度が落ちました。ですが17巻では衝撃の事実が判明します。

      シリーズ17巻とスピンオフ3巻の計20巻読んできてますので、ここまできたら最後まで付き合わなければと思っております^_^
      2024/01/14
    • ゆきみだいふくさん
      はい(⁠^⁠^⁠)ありがとうございます❢
      ぜひ読み進めたいと思います。
      その衝撃の事実、とやら気になります!
      はい(⁠^⁠^⁠)ありがとうございます❢
      ぜひ読み進めたいと思います。
      その衝撃の事実、とやら気になります!
      2024/01/14
    • 岳東さん
      ゆきみだいふくさん
      ぜひとも
      ゆきみだいふくさん
      ぜひとも
      2024/01/14
  • 予想外の展開

    最近、出番が少なかった結衣さんも
    しっかりと登場します。

    が、まさか⚪︎⚪︎が出てくるとは…

    もう、ぐっちゃぐちゃで、
    警察が来てもすぐやられちゃう。

    これまでと違って、
    痕跡を隠蔽どころではない。

    次巻またはその次ぐらいが
    クライマックスかな。

    楽しみにしてます。

  • 高校事変シリーズ17弾。

    EL累次体の脅威は去らないまま、むしろその動きは謎のまま…

    亜樹凪から情報を聞き出そうと日暮里高校に潜入した結衣も、特に大きな収穫はなく…

    瑠那の幼少期の記憶が蘇る…
    その記憶が端緒となり、3人に差しだされた事実は… 衝撃的…

    えー、そんなことがあるのか…
    まさか…
    瑠那の義父母までが…
    誰を信用すればいいのか…

    敵もなかなか手強い。
    結衣や瑠那がここまでこっ酷くやられるなんて…
    日本はどうなっていくのか…

    いつものスカッとした終わり方ではなく、何かどっと疲れが…

    『生きている限り、希望はある』…

    凛香は⁇

    篤司、伊桜里はどう絡んでくるのか⁇
    瑠那は⁇
    結衣は⁇
    優莉兄妹が結集し、ラスボスに立ち向かうのか⁇

    しかし、もう高校事変のレベルを超えている…



  • とてつもない衝撃と展開に、良い意味で疲れた〜

    今までのような爽快感は味わえなかったけど、読み応えが半端なくて、全16巻を読んできたからこの展開に納得できたり、涙したりと感情移入ができ、とても面白かった。そしてまだまだ続いてほしいという期待も膨らんだ。

    今月と来月の連続刊行が楽しみ♫

  • 結衣達の父・匡太が生きていた。
    全ては父の思惑通りになり、絶望する結衣達だったが…

    今までの根底が全てひっくり返され、瑠那の義両親もまさかの展開で、誰を信じて良いのかもう判らなくなりました。
    そして、結衣の味方だった人達がどんどん殺されてしまい、無敵の結衣も相当メンタルきてるのが痛かったです。

    囚われの凜香はどうなったのか?
    ラストに出てきた伊桜里と篤志はどう動くのか。
    次巻が待ち遠しいです。

  • まさか、やつが、生きていたなんて。もう好き放題やってください。とことんついていってやりますよ。

  • なんか、予想外の展開についていけなかったなぁ・・・
    強敵のあっけない死に方も、なんで?って感じ。

  • まさかの、父親登場。
    色々と繋がった。凄い構想の練り方だ。

    結衣や凛花がトラウマで幼少期に戻ったところが凄い。虐待は良くないね。やっぱり。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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