時をかける少女 (角川文庫)

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レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041305102

感想・レビュー・書評

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  • 映画、アニメでお馴染みの作品。原作が筒井氏だと最近知った。
    表題作をはじめ、三つの短篇(?)が収録されている。どの作品も心の癖を、SFを通じてデフォルメしていて、ひとのおもしろさを巧く描きだしている。
    しかし、永井氏が書いていた、タイムトラベルは初めてということはありえないし、記憶の変化は記憶できない、ということが頭から離れず、表題作にひねりが足りない感じがしてしまった。

  • 2012.03.06 読了

    筒井の代表作の一つである。

    数年前に見た、本作を原作にしたアニメ映画『時をかける少女』がとても良かったので原典にあたってみようと思い、ブックオフ。

    なんとなく、アニメの映画版の方が一つの物語としてのストーリー性、というかSFという現実では決してない無理やり感はどうしてもあるし、それを避けるSFなんてないけれどもそれをいかにして軽減する科学的根拠というものがSFに必要なのであって、とか書いてしまった僕はとても酔っていて。

    と、ともかく、上述したのは適当さ50、面白半分50なのであるが、「無理やり感」から続く言葉を記すとすれば、、いや、、忘れた、、、

    酔いに任せてみたのが大きな間違いであった。
    適当すぎるという意味で。

  • 久々に再読。
    時をかける少女はラベンダーの香りで有名な日本映画の原作。時かけの元。意外と短くあっさりとしているけど、まさに少女向けSFという感じでロマンチックだった。時をかける少女が筒井康隆作品だと知った時、信じられなかった思い出。そういや他の短編集で自分が作者なのをいいことに、この名作を台無しにしていたなあ、凄いなあ。
    悪夢の真相はトラウマを克服する話。主人公のトラウマはどうしても忘れたかったある事件から起こり複雑化していたけど、弟のように人から見たら仕様もない事や些細な事で恐怖症になったりする事の方が多いと思う。当の本人からすればめちゃくちゃ大きい事なので、とても共感した。
    果てしなき多元宇宙では血がよく出ていたので安心した。多元宇宙にはロマンが溢れている。自分の望み通りの世界と言っても、突然飛ばされてしまうと、それが自分に都合のいいはずの世界だとしても、いつもと違うとい異常はだいぶ恐怖だ。

  • 原田知世主演の映画作品が思い出深い表題作を含めた短編3作。言葉遣いは昭和のドラマを彷彿とさせる時代がかったものだ。平成版にリメイクされたTVドラマ「時かけ」を少しだけ見たが違和感ばかりがつのった。奥付を見ると高校生だった昭和58年に重版されたもの。その当時は何の違和感も感じなかったのは、SFジュブナイルに相応しく、高校生までの年少者向けに平易な表現を使っていたためだろう。

  • 映画、「時をかける少女」は、
    セリフをそらで言えるほど好きなのに、原作を読んだことがなかったなあと思い手に取った。

    トラウマを抱えた子の話や、今では物議をかもすジェンダーにまつわるセリフなど、注目する部分があった。

  • 「借」(職場の同僚より。)

    映画の原作。
    あっさりな展開でビックリ。
    これをベースにしてあの映画がつくられたと考えると驚く。

    他に短編が2編あるけど、すぐ読める。

  • 【状態】
    展示中


    ++1

  • 初版は昭和51年と結構前の小説。
    昭和チックな匂いを感じる文章だった。
    それでもサクサク読めて2日で読破。
    あっさりした終わり方でもちょっと切ない、そんなお話。

  • 映画化を期に原作本を読んでみた。

  • 短編だったとは…!

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プロフィール

筒井 康隆(つつい やすたか)
1934年大阪市生まれ。日本を代表するSF作家の一人と目され、小松左京、星新一と並び「SF御三家」と称されることもある。
1981年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1993年に断筆宣言を行ったことは大きな話題になった。1996年断筆解除後には、2000年『わたしのグランパ』で読売文学賞、2010年に第58回菊池寛賞、2017年毎日芸術賞をそれぞれ受賞。2002年には紫綬褒章も受章している。
代表作のひとつ『時をかける少女』は度々映画化、アニメ化され、多くの読者に愛される。ほか『日本以外全部沈没』、『文学部唯野教授』、『旅のラゴス』、『残像に口紅を』などは機会あるごとに話題となり、読み返されてきた。

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