- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041305102
感想・レビュー・書評
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未だに漫画化されたりする、名作。が、映画はよく覚えているが、小説のほうはイマイチ覚えていない。
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原田知世主演の映画作品が思い出深い表題作を含めた短編3作。言葉遣いは昭和のドラマを彷彿とさせる時代がかったものだ。平成版にリメイクされたTVドラマ「時かけ」を少しだけ見たが違和感ばかりがつのった。奥付を見ると高校生だった昭和58年に重版されたもの。その当時は何の違和感も感じなかったのは、SFジュブナイルに相応しく、高校生までの年少者向けに平易な表現を使っていたためだろう。
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映画、アニメでお馴染みの作品。原作が筒井氏だと最近知った。
表題作をはじめ、三つの短篇(?)が収録されている。どの作品も心の癖を、SFを通じてデフォルメしていて、ひとのおもしろさを巧く描きだしている。
しかし、永井氏が書いていた、タイムトラベルは初めてということはありえないし、記憶の変化は記憶できない、ということが頭から離れず、表題作にひねりが足りない感じがしてしまった。 -
2012.03.06 読了
筒井の代表作の一つである。
数年前に見た、本作を原作にしたアニメ映画『時をかける少女』がとても良かったので原典にあたってみようと思い、ブックオフ。
なんとなく、アニメの映画版の方が一つの物語としてのストーリー性、というかSFという現実では決してない無理やり感はどうしてもあるし、それを避けるSFなんてないけれどもそれをいかにして軽減する科学的根拠というものがSFに必要なのであって、とか書いてしまった僕はとても酔っていて。
と、ともかく、上述したのは適当さ50、面白半分50なのであるが、「無理やり感」から続く言葉を記すとすれば、、いや、、忘れた、、、
酔いに任せてみたのが大きな間違いであった。
適当すぎるという意味で。 -
映画、「時をかける少女」は、
セリフをそらで言えるほど好きなのに、原作を読んだことがなかったなあと思い手に取った。
トラウマを抱えた子の話や、今では物議をかもすジェンダーにまつわるセリフなど、注目する部分があった。 -
「借」(職場の同僚より。)
映画の原作。
あっさりな展開でビックリ。
これをベースにしてあの映画がつくられたと考えると驚く。
他に短編が2編あるけど、すぐ読める。 -
初版は昭和51年と結構前の小説。
昭和チックな匂いを感じる文章だった。
それでもサクサク読めて2日で読破。
あっさりした終わり方でもちょっと切ない、そんなお話。 -
映画化を期に原作本を読んでみた。