無知の涙: 金の卵たる中卒者諸君に捧ぐ (角川文庫 緑 341-2)

著者 :
  • KADOKAWA
3.40
  • (2)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 31
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041341025

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 貧困が犯罪への思い込みがあるから、弁証法的止揚で共産主義なん?
    殺された人のひとりが世界を著者好みに変革するヒトだったら?という、ほんの少しの想像力もない。
    無知とか言いながら、理論武装することを目標としている。
    稚拙なマルクス理解で、なんか革命でもやってるかのよう。
    吐露してるけど、事件前に、罪と罰は読んでると。だから、計画的だったと。計画的なら死刑は仕方ないでしょう。
    殺された人のことを一切考えない著者など、生理的に大嫌いだ。

  • 書きたいことと書きたくないことが拮抗していた前半と書きたいことが先行してきた後半

  • 僕が本を読むきっかけになった本

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1949年、北海道に生まれる。
1965年、青森県の中学校を卒業後上京、職を転々とする。
1968年、4件の連続殺人事件を起こし、69年に逮捕。以後、獄中で思索や創作活動を開始する。83年、小説「木橋」で第19回新日本文学賞受賞。
1990年、死刑判決が確定、97年、東京拘置所で死刑が執行される。

主な獄中記に、『無知の涙』(1971、河出文庫=1990)、『人民をわすれたカナリアたち』(1971)、『愛か―無か』(1973)など、
主な小説に、『木橋』(1984、河出文庫=1990)、『捨て子ごっこ』(1987)、『なぜか、海』(1989)、『異水』(1990)、『華』(1997)などがある。

永山子ども基金 https://nagayama-chicos.com/

「2023年 『捨て子ごっこ 永山則夫小説集成2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

永山則夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×