無知の涙: 金の卵たる中卒者諸君に捧ぐ (角川文庫 緑 341-2)

著者 :
  • KADOKAWA (1973年11月1日発売)
3.40
  • (2)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 31
感想 : 3
3

貧困が犯罪への思い込みがあるから、弁証法的止揚で共産主義なん?
殺された人のひとりが世界を著者好みに変革するヒトだったら?という、ほんの少しの想像力もない。
無知とか言いながら、理論武装することを目標としている。
稚拙なマルクス理解で、なんか革命でもやってるかのよう。
吐露してるけど、事件前に、罪と罰は読んでると。だから、計画的だったと。計画的なら死刑は仕方ないでしょう。
殺された人のことを一切考えない著者など、生理的に大嫌いだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他出版社
感想投稿日 : 2021年7月21日
読了日 : 2021年7月21日
本棚登録日 : 2021年7月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする