タイムスリップ大戦争 (角川文庫 緑 377-17)

著者 : 豊田有恒

• KADOKAWA (1979年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[楊業さんの感想 · 2023年10月24日]

既読本

[1080magicさんの感想 · 2019年5月9日]

豊田有恒ワールドのハチャメチャ路線である。思わずにやり。

[葛城剛志さんの感想 · 2014年4月8日]

　日本列島全体が大東亜戦争時代にタイムスリップするという「ファイナルカウントダウン」や「ジパング」も真っ青の設定が白眉。
DDG第一世代の「あまつかぜ」で米艦隊を迎え撃つという点になんとも古さを感じるが、進んだ科学で米軍と戦う展開には血が滾る。

　ラストがハッピーとは言えないが、漫然と時を過ごすより短期間でも劇的に生きる方が魅力的だと感じるのは私だけではないはず。

[軒茶奈さんの感想 · 2007年12月9日]

面白おかしい軽妙な展開の果てに迫って来る、どうにも逃れようのない終焉が圧巻であります。

[かずひろさんさんの感想 · 2006年2月13日]

さすがに古い。それなりというところ。

著者プロフィール

1938年、群馬県生まれ。島根県立大学名誉教授。若くしてSF小説界にデビュー。歴史小説や社会評論など幅広い分野で執筆活動を続ける一方、古代日本史を東アジアの流れのなかに位置づける言説を展開して活躍。著作には数多くの小説作品の他、ノンフィクション作品として『たのしく老後もはたらく生き方』（ビジネス社）、『ヤマトタケルの謎－英雄神話に隠された真実』『「宇宙戦艦ヤマト」の真実 いかに誕生し、進化したか』(いずれも祥伝社新書)などがある。

「2023年 『不思議の国　ニッポン』 で使われていた紹介文から引用しています。」