続 氷点 (上) (角川文庫 (5072))

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  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041437056

感想・レビュー・書評

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  • 色々な人に出会いながら、修羅場を繰り返しながらも、自分を正しいとは思わずに、生きていく。大切な人に大切なものを与えてもらえた陽子は遂に実の母親と会う決意をするのです。

  • お、おい啓造!
    ちょっと親子間の危うさを感じました。

  • 2006.11.6

  • 受験の時に県立図書館で勉強の息抜きに読んだ本。

  • 長編4作の3作品目。正直、続編は読まなくても文学作品として十分な気もしたけど、読んでしまいました。「生きていく意義」が最大のテーマになって、死についての作者の葛藤が感じられます。

  • 悪くはないけど、蛇足だったかなあ・・。

  • 初めて時間を忘れて読んだ作品。4冊もあるのに全然苦痛にならないばかりか、いつまでも読んでいたいようなそんな気持ちにさせられる。私は陽子を一途に想う徹に本気で惚れました。

  • 「氷点」のまさに続き。登場人物が増えます。その分ドロドロ度も増します。

  • 陽子が自殺未遂した直後から。

  • 「あなたは殺人犯の娘なのよ」という母夏枝の声を遠くに聞きながら睡眠薬を飲んだ陽子だったが、幸いにも命をとりとめた。目をあけた陽子を待ってたのは「殺人犯の娘ではない」という事実であったが、陽子にとっては不義の子である罪は一層に宥しがたいものに思われた。一方徹は、陽子の実母三井恵子に逢い、陽子が自殺をはかった経緯を告げるが、そのショックが引金になって、恵子は交通事故をおこし重傷を負う。急ぎ病院に駆けつけた徹を、恵子の枕元でつきさすような眼差しでみすえる少年がいた──。人間の魂を揺さぶり、生きていく意義を問いかける感動の超大作。

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著者プロフィール

1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

「2023年 『横書き・総ルビ 氷点(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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