- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041469095
感想・レビュー・書評
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内容(「BOOK」データベースより)
文化の違い、慣習の違いは、ボラージュと家族との間に解決しようのない摩擦を生む。そして真由美の不倫、春雄の非行、幸一が家を出るなどと、いさかいは絶えない。いったんは離れ、しかし、また寄りそいあう家族。―だがやがて、ボラージュの巣立ちの日がやって来る…。家族のつながり、人の絆のありかに、柔らかな光をあてた名作長編。 -
ハンガリー、フック、
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ボラージュとの別れや、娘たちの突然の結婚話などが、敢えて盛り上げることもなく淡々と描かれており、出会いや別れや小さな事件の積み重ねが人生なんかなぁと感じた。
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主人公はフック。ハンガリーから来たボラージュが巻き起こすドラマ仕立てにはなっているけれど。爽やかな風が吹き抜けた感想。
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最後の別れのシーンで涙。。
ストーリーの骨格はシンプルだけど、味付けがなんとも宮本輝らしい。 -
最高
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上巻に記載
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本で久しぶりに泣いてしまった。ただの家族の物語では無いところが
宮本作品ぽいと思った。どうしても、歴史や海外の話が入ってくる。でも、それが自然と全体になじんでいて、なくてはならないポイントになっていて、さらに、犬。そしておじいちゃん。とても良いお話だと思った。 -
そんなに面白かったわけじゃないけど、飽きなかった。人に勧めるかってーと、勧めない。