自殺行き往復切符 (角川文庫 緑 497-26)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 122
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497265

感想・レビュー・書評

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  • 赤川次郎にしてはめずらしい本格推理小説。
    残念ながら、赤川次郎にありがちな透明感のある主人公がいない。

    理想を追うのではなく、
    読者を意識した造りになっている。

    最後の終わり方も含みを持たせ、
    小説のようになっている。

    金持ち喧嘩せずというのはよくわかった。
    喧嘩はしないが,殺人はするらしい。

  • 女子大生・真鍋今日子は、恋人木村の甘い囁きを頼りに、自殺をほのめかす書き置きを残して失踪した。翌日、今日子のハンドバッグと靴だけが海辺の崖に……。警察の急報を受けた両親は現場へ向かうが、記憶を失った今日子らしい娘が海岸で発見される。一方、木村は新たに知りあった金持ち婦人を殺し、金と宝石を奪っていた。そして次々と起る殺人事件……。天才詐欺師がたくらむ甘い罠。長編ピカレスク・ロマン。
    .。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.。☆。.

  • 赤川らしくはじまって赤川らしく展開し赤川らしくシメる。

  • 03/12/?<BR>
    家にあったから何となく読んでみた。
    やっぱり赤川さんはいいね。
    ?てところがないし、飽きない。
    次が気になってしょうがない。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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