怪奇博物館 (角川ホラー文庫 1-6)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041497692

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  • 大学助教授35歳令子と恋人で助手27歳の哲平がオカルティックな事件に首を突っ込むコメディミステリメインにオカルトモチーフのお話が入った短編集
    狼男、吸血鬼、丑の刻参り、神隠し、憑依、呪いの屋敷に連鎖する首吊り
    ほぼほぼオカルトにみせかけたヒトコワ話ばかりですがしっかりホラーのお話も
    ちょっぴり無理のある強引な話も今回は(も?)多め

    マンションに越してきた魔術師の父娘と神隠し[受取人不在につき]
    死んだ娘を名乗る全く違う娘が家に潜り込む[帰ってきた娘]
    が特によかった

  • ドラキュラや呪いなど怪奇を題材とした連作ミステリ。

    全体にあまりに小粒

  • 赤川次郎の少年時代の経験に、よほど暗い事があるのか、
    しばしば赤川次郎の怪奇ものは読むのが怖くなることがあります。

    最初の「狼男 町を行く」は、
    ほかの殺人事件ものとさほど変わりがないような、
    一部推理も入って,標準的な赤川次郎作品だと感じました。

    怪奇ものを描けるから,根明なものも描けるのだということが分かりました。

  • ホラー文庫にはなっていても、ホラーらしいホラーというよりはミステリーホラー。
    大学助教授とその助手が主人公で進むものと、そうでないものの混合で全7作の短編集。
    特に大学助教授達が主人公な話がミステリーに近い感じ。

  • 怖くないようで怖い世界に迷い込んでしまいます。教授と助手のお二人が、かわいくて好きです。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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