- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041607022
作品紹介・あらすじ
宮城県鳴子温泉で高村本因坊と若手浦上八段との間で争われた天棋戦。高村はタイトルを失い、翌日、荒雄湖で水死体で発見された。観戦記者・近江と天才棋士・浦上が謎の殺人に挑む。
感想・レビュー・書評
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何度も読んでしまいます。
よくできたストーリーです。
ほんの少しの動機でも殺人を犯してしまう。
人間とは怖い生き物です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか良かった。読み応えのある作品だと思う。
特に囲碁好きな人にとってはたまらないだろうな。
結末はしっくりこないが、最後まで飽きさせない作品だと思う。 -
囲碁については何一つ知識がないのだけれど、考慮時間を暗号とした推理小説だったので難しくはなかったな。
展開というよりはテンポが良くスイスイ読めるし、背景や人物描写もさすが。
推理を進めていくうちに真相がどんどんと色濃く確実になってくる。
つか、結局政治家がらみっていう点がおもしろくなかったなー。政治家は黒い部分が昔からあるんだね。そして市民を巻き込んで殺人までしちゃうっていうのは、本当にありそうとか思っちゃったよ。
あと、気になったのはラストで、世間的には迷宮入りの事件として片付いたオチになっていて、真相は本人が解っているだけでって、コレってまた事件が起きそうじゃないの?って突っ込みたくなる感じだった。 -
00.8.26
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犯人が分かりやすいけど展開が実に良い
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囲碁の世界で繰り広げられる殺人事件。<br>
犯人との鬼気迫るやり取りが最高。