キャット・シッターの君に。 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041646489

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛に苦い過去を持つ主人公・芹が、猫によって知り合う人々と共に成長する物語。
    「自分で時間を止めてちゃいけない。思い切って時間を動かしはじめないと、心の傷が、ただの古傷になってくれない。」
    若いときは走ろう!走れば何かが変わる!起こる!

  • ドロドロの泥酔状態で読んだんですけど、結構爽やかで面白かったですよ。

    気軽に読めるのでオススメです。

    http://nogimmick17.web.fc2.com/Diary/entries/2010/8/28_2010_8_28.html

  • 初めて本をジャケ買いしてしまった。幸せそうな猫の寝顔なんて反則だ。
    お話はまあまあ。現実はこんなに気持ちよくは行かないよと思ったけど。
    主人公の芹の言葉使いがどうにも引っ掛かりました。顧客に対していい大人がタメ口ってどうなの。

  • 小説は特に現代の作家はなかなか読まないので
    正直この小説家のお名前を存じ上げませんでしたが。
    とても気持ちよく読めました。
    人のいろんな人生のなかで、そっと寄り添う小さな生き物。
    この小さな存在に、私達は支えられているのですね。
    作品の場所の設定もよかった。材木座海岸近辺は、私の好きな湘南でもあります。

  • 表紙からして癒されるわ。

著者プロフィール

5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。スピード感溢れる映像的な文体で、リリカルな物語を描き、多くの熱烈なファンを獲得している。近作は『地図を捨てた彼女たち』『みんな孤独だけど』『かもめ達のホテル』『恋を、29粒』『Missハーバー・マスター』(すべて角川文庫)、『海よ、やすらかに』(株式会社KADOKAWA)など。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む。

「2022年 『潮風メニュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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