信玄の呪縛 (角川文庫 い 13-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041662113

感想・レビュー・書評

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  • 2日で読み終わる。もったいなくて再読。
    諏訪湖に水葬されたのか、どうか歴研のメンバーの1人が最終討論と称して叔父の別荘へ招待する。
    そこで招待者は人生をめちゃくちゃにした人を復讐するとビデオレターで予告。

    信玄の埋葬場所は分からずじまいだったがテレビの特集で諏訪湖の湖底を調査した事、でも人工の物があったが信玄かどうか分からなかった事や、日本史は先輩の説を受け継いで間違っていたとしても訂正しないことを知れたのが評価にプラス2
    自分が知っていたら1だったかな。

  • 本題の殺人事件の方の謎は、見え見えのミスリードばかりだったので、後半に一気に意外(?)な真相が明らかになるという展開でも別に不満は感じなかったのだが、信玄の墓のありかに関する議論が深まることなく終わったのは残念だった。

    面白い井沢ミステリーだと、歴史の謎と事件の謎がうまく絡み合ってくれるのだが、今回はそういった絡みは薄く、ただ単に事件に関連する場面の装飾に歴史アイテムが使われているというだけという感じだった。

著者プロフィール

1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社。報道局在職中の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念。独自の歴史観からテーマに斬り込む作品で多くのファンをつかむ。著書は『逆説の日本史』シリーズ(小学館)、『英傑の日本史』『動乱の日本史』シリーズ、『天皇の日本史』、『お金の日本史 和同開珎から渋沢栄一まで』『お金の日本史 近現代編』(いずれもKADOKAWA)など多数。

「2023年 『絶対に民主化しない中国の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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