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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041682067
感想・レビュー・書評
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石岡×里美の短編集。表題作「最後のディナー」は悲しいけど素晴らしい!
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御手洗シリーズでかなり好き。
ミステリだけどすごく人間くさい話。 -
里美ちゃんは不思議な子だなあと思います。天真爛漫のように見えて、どこか影があって。その里美ちゃんに石岡くんがあの人の面影を見出してしまうのは仕方のないことかもしれません。
『大根奇聞』では、僧侶と少年を救うため、罰を受けるのを覚悟で一面灰に覆われた畑から大根を引き抜いてきた老婆の姿とその結末に感動しました。
『最後のディナー』では、NOVAに通う石岡くんという面白い姿が見られながらも、断絶した父と子の関係をせつなく描写していて、とても素敵な作品です。写真がみつかるといいなあと思いながら、胸がいっぱいになり、本を閉じました。
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御手洗シリーズ。
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御手洗潔シリーズ。