新装版 青春の証明 (角川文庫)

著者 :
制作 : 角川書店装丁室 
  • KADOKAWA
3.36
  • (4)
  • (9)
  • (19)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 93
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041753620

作品紹介・あらすじ

霧の中、公園でデート中のカップルが、暴漢に襲われた。二人を助けようとした警察官は、逆にナイフで刺殺されてしまう。そして、助かった二人もなぜか現場から逃げ去ってしまった。数日後、男は女から別れを告げられた。「卑怯者!」という言葉を残して。男は自身の「罪」を償うために刑事に転職するが-。全てを懸けて意地を貫き徹した男を描く、白眉の"証明"シリーズ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 【No.123】読了。

  • その構想力は 豊かで 緊張感がある。
    ・麻子と道太郎の前で 松野時子の父が殺される。
     麻子が道太郎に卑怯者といわれる。
    ・道太郎が償う。時子と結婚。
    ・矢吹と麻子との結婚
     戦争に対するとらえ方が リアリティがある。
    ・笠岡道太郎の風化とその執念の描き方が優れている。
    ・結末として 時也と由起子がうまくいくとなっているが
     そうだろうか。
    ・殺人犯を父として持つ由起子の将来は?
    ・偽善の愛 が 森村誠一は好きなんですね。

  • 面白いんだけど、読後に異様に残るこの感覚は何でしょう?人間の業を思わされる。

  •  図書館の先生に進められ読んだ一冊。


     一言で言えば、


    『いい、ものすごくいい』


     今まで読んでいたのとは別ジャンルだからか新鮮な感じがした。
     世界観が多分戦後のバブル時代(だと思う)


     その中で展開していく一人ひとりのドラマがいい感じで、読み終わっても「こんなんでいいの?」と言いたくなる一冊。


     高校生の自分とはちょっと違う青春だったけど、かなり面白かった。

     久々に読んでよかったと思える作品。

  • 筆致は卓越してるが、ストーリー中で
    強姦された女性が強姦相手とつき合ったり、
    一番悪いヤツらが野放しだったり、
    この人の倫理観は根本的におかしいと思う。

  • 証明三部作のひとつ。
    自身の罪を償うため、青春を取り戻すため刑事に転職し、一生をかける男の物語。
    矢村と由美子の再会、矢吹の軍隊での話、由紀子と英司の恋などそれぞれのストーリーも楽しみながら全体として絡みあってくれるので良いです。
    でも名前が似すぎて混乱します。。。

  • 「証明三部作」ではこれが一番好きです。たぶん他の二作に比べ、派手さがないのか映画化されてはいませんが、三浦綾子の「氷点」や野沢尚の「深紅」あたりが好きな方はこれもチョイスしてみてはいかがでしょう。

  • これも森村誠一の代表作。理屈抜きに面白い。山崎努主演のドラマもかなり良かった。

  • 「人間の証明」「野性の証明」と並ぶ証明三部作の1冊。高校時代に購入。

  • 森村 誠一 / 角川書店 (2004/08)

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九三三年、埼玉県熊谷市に生まれる。五八年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、六七年退社。六九年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、七三年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、七六年『人間の証明』で角川小説賞、二〇〇三年に日本ミステリー文学大賞、〇八年『小説道場』で加藤郁乎賞、一一年『悪道』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『運命の花びら』『棟居刑事のガラスの密室』『棟居刑事の黙示録』『戦友たちの祭典』など多数。公式ホームページのアドレスは、http://www.morimuraseiichi.com/

「2018年 『棟居刑事の追跡 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新装版 青春の証明 (角川文庫)のその他の作品

青春の証明 単行本 青春の証明 森村誠一

森村誠一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする